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時代と向きあう保育・下

子どもの育ちを守ることと親を支えることのジレンマをこえて

著・編: 鈴木佐喜子

親とのトラブル、長時間保育
子育て支援などの課題

  • 発行日

    2004年 3月

  • 新ISBN

    978-4-89464-073-3

  • 版型

    A5判

  • ページ数

    176ページ

  • 定価

    1870円(本体1700円+税)

内容

親も子も犠牲にせず、保育者も主体的に働ける保育のあり方を、親とのトラブル、長時間保育・子育て支援などの現代的な保育の課題に即して提起する。

目次

第二部 親とのかかわりを中心とする保育実践の課題
 第一章 親の養育責任と保育・社会的支援
  1 子育て支援、親への援助はなぜ必要?~親に対する保育者の悩み、戸惑い~
  2 日本は子育ての喜びや満足を阻害する社会
  3 親が養育責任を果たせるための援助
  4 子育て支援に「子どもの視点」を位置づける
 第二章 親への見方を見直す
  1 「今の親は保育者に批判的?」を考える
  2 「今の親は……」という思い込みはないか?
  3 「父にやさしく母にきびしい」保育園になっていないか?
  4 親の子育てをチェックするのではなく、必要な助言・援助を
 第三章 家庭での子育てに保育者はどうかかわるか
  1 親の主体性を尊重し、親として育っていける援助
  2 一緒に学び合う~自分の子育てに取り入れられるかどうかは、それぞれの主体性の問題~
  3 親の子どもへの思いを共有する
  4 親の思いを理解することの難しさ
  5 「親を受け入れる」ことの理解をめぐって~「親を尊重する」ことと「親の要求をなんでも受け入れること」の違い~
 第四章 親と保育者が一緒に子どもを見つめる
  1 親が子どもの気持ちやかかわり方を発見する援助を
  2 子どもの姿や育ちの理解を共有することの困難~子ども同士のトラブルを中心に~
  3 「子ども同士の関係」をめぐる親への対応
 第五章 「保育園がどこまでやればいい?」を考える
  1 「保育園がどこまでやればいい?」という保育者の葛藤
  2 「家庭が本来やるべきこと」は?
  3 「どこまで」から「どのように」へ
  4 対話のなかで解決策を探る
 第六章 親への対応と職員集団・研修
  1 「共に悩む関係」の大切さ
  2 親との対応で悩みを抱えた保育者の軌跡~必死で子育てする親の姿が見えてきた~
  3 試行錯誤のなかで子育て観を見つめ直し、親の見方を深める
  4 親への対応を具体的に考え合う
第三部 長時間保育・子育て支援の視点と課題
 第一章 長時間保育実践を深める
  1 長時間保育を「保育」の問題としてとらえる
  2 「子どもの視点」をすえた長時間保育の実現に向けて
  3 「子どもの視点」から長時間保育を作りだす~一日十二時間の保育・日課はどうあったらいいか?~
 第二章 親・保育者の主体性を大切にする子育て支援
  1 保育園における子育て支援をどうとらえるのか
  2 「少子化対策」と子育て支援~子育て支援は子育ての困難に対する施策~
  3 子育て支援は社会全体の課題
  4 親は子育ての主体、子育てしやすい地域をつくりだす主体
  5 保育園における子育て支援の特色と課題 
あとがき

著者の略歴

鈴木佐喜子
東洋大学ライフデザイン学部教授。主な著書に、『乳幼児の「かしこさ」とは何か一一豊かな学びを育む保育・子育て』(大月書店、2010年)、『時代と向きあう保育(上・下)』(ひとなる書房、2004年)、「現代の子育て・母子関係と保育』(同前、1999年)など。

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