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書籍検索赤ちゃんの発達とアタッチメント
乳児保育で大切にしたいこと
アタッチメントは幸せの基盤
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2017年8月
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978-4-89464-247-8
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A5判
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120ページ
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1430円(本体1300円+税)
内容
好評6刷!
赤ちゃん学の最新研究と保育に役立つポイントをコンパクトにまとめた待望の書! いつでも守ってくれる「安心と信頼の基地」があるからこそ、子どもは意欲的に外の世界に旅立てる! 人生の出発にあたって幸せに生きる力の原点となる「アタッチメントの形成」をわかりやすく紹介します。
関連書籍『保育とアタッチメント』はこちら。
目次
はじめに
第1部 赤ちゃん学入門
第1章 赤ちゃんの本当の姿
1 赤ちゃん観の移り変わり
2 ヒトの赤ちゃんの特質
3 赤ちゃんの「もの」を理解する力
4 赤ちゃんの「ひと」を理解する力
5 三項関係の出現――9か月の軌跡
6 ことばを獲得するしくみ
第2章 赤ちゃんのキモチとカラダ
1 感情は生後3年の間に育つ
2 感情を調整する力の発達
3 乳児期の身体運動の発達のプロセス
第2部 アタッチメント理論入門
第1章 「アタッチメント」の前段階となる「ジョイントネス」
1 ジョイントネスとは何か
2 感応し、感応させる子ども
3 他者の「錯覚」を誘い込む子ども
4 「錯覚」がもたらす発達への働きかけとは何か
5 ジョイントネスによってできあがっていく脳と心
第2章 発達のゆりかごとなる「アタッチメント(愛着)」
1 アタッチメントとは何か
2 アタッチメントが意味すること
3 アタッチメントという考え方が生まれた背景
4 安心感の輪が描く子どもの育ち
5 アタッチメントの個人差
6 健全な「安心感の輪」を保持するために必要な養育者の心構え
7 まとめ 子どもとの関係づくりの基本
第3部 アタッチメントと保育
第1章 保育におけるアタッチメント
1 アタッチメント対象としての保育者
2 保育におけるアタッチメントのポイント
第2章 現場からの実践レポート
1 保育園でできることを考えて
2 安定した関わりを目ざして
3 試し行動を受け止めて
4 事例を振り返って
著者の略歴
遠藤利彦(えんどうとしひこ)
1962年生まれ。東京大学大学院教育学研究科博士課程単位取得後退学 博士(心理学)。東京大学大学院教育学研究科・教授。発達保育実践政策学センター(Cedep)・センター長。
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