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保育記録

記録を書く人 書けない人

楽しく書けて保育が変わるシナリオ型記録

著・編: 加藤繁美

楽しくかけて保育が変わる
シナリオ型記録

内容

好評9刷!
たくさんの保育現場と共に、記録を書き、討議し、学びあう中から生まれた新しい記録論・保育の実践論! 保育者の書く実践記録は、その日の保育の中で心を動かされたことを、事実の記録として、「日記」のように書き綴っていく、ただそれだけの記録で十分なのです。(本文より)

目次

チャプター1 実践記録ってなあに?
 1 できたら避けたい実践記録
 2 実践記録って、いったい何ですか?
 3 「真実」は実践の「事実」の中にある
 4 記録を子どもの視点で読み直すと
 5 保育理論と保育実践が結びつくとき
 6 質を高めるために実践記録が有効なわけ
チャプター2 やってみよう!シナリオ型実践記録
 1 記録がもつ4つの効用
 2 それでも書けない実践記録
 3 記録が書けない保育者の3つのタイプ
 4 シナリオ型実践記録が育てる保育者の直感的応答力
 5 「経験による直感」を確かなものにする
 6 子どもとつくる保育に道をひらく
チャプター3 子どもの声をどう聴きとるか
 1 子どもの声を聴きとる教育学
 2 保育者に子どもの声はどう聞こえているのか
 3 保育者の目が曇るとき子どもが見えるとき
 4 「聴きとる保育」に潜む5つの危険性
 5 記録に表れる無意識の管理主義
チャプター4 記録を書くと保育が変わる!
 1 実践記録を大切にする世界の保育
 2 「ふりかえり」を重視する日本の実践記録論
 3 保育実践に変化を望まない消極性 保育を変える記録のちから①
 4 根気よく受け止め、子どもの心が見えてくる 保育を変える記録のちから②
 5 偶然の出会いが教えてくれる保育の本質 保育を変える記録のちから③
 6 記録は「次にどうするか」を教えてくれる 保育を変える記録のちから④
チャプター5 読みたくなる記録伝わる記録
 1 「小さな物語」がつながっていくとき
 2 日々の実践を「大きな物語」につなげるポイント
 3 クラスだよりの面白さと可能性
 4 カギは共感的メッセージと見出しにあり
チャプター6 「小さな物語」を「大きな物語」へ
 1 「大きな物語」にある2つの側面
 2 「日記としての記録」を「子どもの育ちの物語」へ
 3 カクレンボ遊びの中に現れた「子どもの育ちの物語」
 4 「子どもとつくる保育」を「保育実践の物語」に
 保育実践の物語1 ダンゴムシの不思議と出会って
 保育実践の物語2 ひまわり組のおたのしみ会

著者の略歴

加藤繁美(かとう しげみ)
1954年、広島県生まれ。名古屋大学大学院教育学研究科博士前期課程修了。大学院では教育行政及び制度研究室に所属し、保育・幼児教育制度に関する研究を展開するとともに、保育実践の理論的・構造的研究に取り組む。博士後期課程在学中に山梨大学教育学部講師として着任。同大学助教授、教授を経て、2018年退職。山梨大学名誉教授。2018年より東京家政大学子ども学部教授。
おもな著書に、『子どもの自分づくりと保育の構造』(ひとなる書房、1997年)、『子どもへの責任』(ひとなる書房、2004年)、『保育者の現在』(共著、ミネルヴァ書房、2007年)、『対話的保育カリキュラム〈上・下〉』(ひとなる書房、2007・2008年、2010年日本保育学会保育学文献賞受賞)、『子どもとつくる保育年齢別シリーズ(0~5歳児保育)』(監修、ひとなる書房、2011~2016年)他多数。

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