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保育記録

子どもが育つ言葉かけ

聴きとる・つなげる・ふくらませる―口頭詩をもとにして

著・編: 増田修治

子どものことばからはじまる保育

  • 発行日

    2009年3月

  • ISBN

    978-4-89464-129-7

  • 判型

    A5判

  • ページ数

    224ページ

  • 定価

    1870円(本体1700+税)

内容

子どもたちの何気ない「つぶやき」には、保育のヒントがたくさんつまっている! 小学校で長年「ユーモア詩」実践を積み重ねてきた著者が、保育者たちとともに「子どもの口頭詩」を研究。現場目線で事例を検討しあう中、子どもの言葉を聴きとる力をみがくメンバーたち。思わず笑ったり、心揺さぶられたりする事例とともに、明日の保育が楽しみになる実践的アドバイスを満載。

目次

はじめに
第1章 子どものことばを聴きとる
   1 1~2歳児の発達とことば
   2 3~4歳児の発達とことば
   3 5~6歳児の発達とことば
第2章 子どものことばに働きかける
   1 ことばかけの大切さ
   2 コミュニケーションを楽しむ、ひろげる、深める働きかけ
   3 ごっこ遊びを発展させる働きかけ
   4 子どもたちが考えや概念を深めていくための働きかけ
第3章 子どものことばを通して親たちとつながる
   1 連絡帳を活用してのクラス便り
   2 「連絡帳+担任のコメント」を掲示
   3 コメントの充実で親たちがつながりだす
   4 ”お父さんの照れ笑い”から親の思いを読みとる
   5 子どもを肯定的に受けとめる大人の役割
第4章 保育実践研究の積み重ねをどのように進めるか
   1 日誌を通して、保育実践の質を変える
   2 実践記録を樹状図に
   3 樹状図をもとに考えた「子ども分析シート」
第5章 学童期を見通して――人間としてのコアの部分を育てる
   1 お父さん・お母さんの口ぐせ調査
   2 小学校に入って「あと伸びする子」
   3 自己肯定感を育てる
   4 人間としてのコアの部分を育てる
あとがき

著者の略歴

増田修治(ますだしゅうじ)
1958年、埼玉県川越市生まれ。朝霞市立小学校教諭を経て、白梅学園大学子ども学部子ども学科准教授、および埼玉大学非常勤講師。教員志望の学生たちに、教育という仕事のおもしろさと難しさを伝えている。小学校では「ユーモア詩」を中心に学級づくりを進め、その取り組みは朝日新聞やNHK等で紹介された。2003年にはテレビ朝日「徹子の部屋」に出演、スタジオが笑いに包まれた。また、若手教師の勉強会を毎月開催。

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