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ジャンル:

保育の理論・研究

受容と指導の保育論

著・編: 茂木俊彦

「あるがままに受け入れる」を
深める保育者として

  • シリーズ

    保育の教室シリーズ
  • 発行日

    2003年 5月

  • ISBN

    978-4-89464-066-5

  • 判型

    四六判

  • ページ数

    139ページ

  • 定価

    1650円(本体1500円+税)

内容

「子どもを受容することと指導することは矛盾しない」という考え方に立って、そのための実践の手がかりをわかりやすく論じます。
≪今日の子どもをどうみるか/より深く子どもを理解するために/受容・共感と指導を統一する保育/保護者と手をつなぐ≫

目次

はじめに
第1章 今日の子どもたちをどうみるか
 第一節 「気になる」子どもたちの姿
    1 多動性の目立つ子ども
    2 コミュニケーションがうまくできない子ども
    3 がまんできない子ども
 第二節 子どもたちに育ちそびれているもの
    1 相手に対する共感能力
    2 経験と結果をつなぐ力
    3 自己肯定感の弱さ
    4 子どもの暴力、衝動性の背景にあるもの
    5 内面に目を向けて
 第三節 特別なニーズをもつ子どもとしてみる
第2章 より深く子どもを理解するために
 第一節 子ども理解の三つの視点
    1 安心できる人間関係を築く
    2 発達や障害の状態像を見極める
    3 子どもが抱える生活の重みを把握する
 第二節 集団の教育力
    1 みんなのようにやってみたい
    2 話し合いの取り組みを
第3章 受容・共感と指導を統一する保育
 第一節 「あるがままに受け入れる」を深める
    1 葛藤する子どもの心をも受け入れる
    2 子どもに働きかけながら理解する
 第二節 保育者としての指導的な視点をもつ
    1 そこに自然がある……では教材にならない
    2 指導のための教材研究
第4章 保護者と手をつなぐ
    1 悩みや悲しみ、よろこびに重い軽いはない
    2 背景を知ってはじめて見えてくること
    3 子どもを真ん中にすえて共同する
あとがき

著者の略歴

茂木俊彦(もぎとしひこ)
1942年群馬県生まれ。東京大学教育学部教育心理学科・同大学院で学ぶ。桜美林大学教授。元東京都立大学総長。専門は教育心理学・障害児教育学。

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