人なる書房イラスト スプラッシュ時のワード

親教育プログラムのすすめ方

ファシリテーターの仕事

悩む親たちが安心して
学び合えるプログラム

  • 発行日

    2002年 9月

  • ISBN

    978-4-89464-062-7

  • 判型

    A4判変形

  • ページ数

    208ページ

  • 定価

    3080円(本体2800円+税)

内容

『完璧な親なんていない!』を使って各地の子育て関連機関に急速に広まっている「NOBODY'S PERFECT」プログラムをすすめるためのガイド。親たちが安心して学び合えるための「共感できる雰囲気づくり」や「参加者中心アプローチ」など、子育て支援に役立つ内容満載!

目次

はじめに
日本語版刊行にあたって
第1章 Nobody’s Perfectとは?
     Nobody’s Perfectの対象者
     Nobody’s Perfectのあゆみ
     Nobody’s Perfectの基本的な考え方
     Nobody’s Perfectプログラム
     Nobody’s Perfect効果
     プログラム教材
     Nobody’s Perfectプログラムの主催者
第2章 基本的な考え方
     価値観の尊重
     体験を通して学ぶ
第3章 ファシリテーターとは?
     ファシリテーターとは?
     共同ファシリテーション
第4章 ファシリテーターは何をするか?
     積極的に聞く
     効果的に話す
     雰囲気づくり
     親の参加を促す
     価値観を探る
     柔軟になる
     むずかしい場面のファシリテーション
第5章 親とともに学ぶための実践的アプローチ
     若い親とともに学ぶ
     父親とともに学ぶ
     読み書きの能力の低い親とともに学ぶ
     さまざまな文化的背景を持つ親とともに学ぶ
     先住民の親とともに学ぶ
第6章 Nobody’s Perfectプログラムの準備
     参加者を勧誘する
     セッションに必要な手配をする
第7章 Nobody’s Perfectプログラムのアウトライン
     グループ参加者の関心事とニーズを明確にする
     グループとしての発達を考慮しながらプログラムを策定する
     プログラムのアウトライン(概要)をつくる
     プログラムをモニタリングし評価する方法を決定する
第8章 セッションの計画
     やりたいこと、またどのようにやりたいかを決定する
     目標を達成するための計画を立てる
     セッションのオープニングを計画する
     セッションの主部を計画する
     セッションの結びを計画する
     初回のセッションを計画する
     最終回のセッションを計画する
第9章 アクティビティと手法
     グループでのアクティビティ
     学習のアクティビティのための基本的手法
     学習のアクティビティの例
     導入部のアクティビティの例
     Nobody’s Perfect教材の利用法
第10章 1対1セッション
     1対1セッションはどんなときに効果的か?
     1対1セッションの計画
     1対1セッションのすすめ方
第11章 チェックリストと各種用紙
     チェックリスト
     参加者記録
     計画表
     記録
     参加者へのアンケート、評価表
     参加証明書
     問題解決のための4つのステップ

著者の略歴

三沢直子(みさわなおこ)
1951年生まれ。早稲田大学大学院博士課程修了(臨床心理学専攻)。明治大学文学部心理社会学科教授。これまで約20年間、精神病院、神経科クリニック、企業の総合病院神経科などにおいて、心理療法、心理検査を担当。母親相談や母親講座をはじめとする子育て支援活動、保育士・児童館職員・教師など、子どもに関わる人々の研修などを行っている。

杉田真(すぎたまこと)
1993年日本社会事業大学卒(社会福祉学)。1998年米国ワシントン大学卒(心理学)。1998~99年米国シアトルNPO日系コンサーンズ。社会福祉士(ソーシャル・ワーカー)。

門脇陽子(かどわきようこ)
1960年生まれ。津田塾大学学芸学部国際関係学科卒。主にビジネス関連の翻訳に従事する。

幾島幸子(いくしまさちこ)
1951年生まれ。早稲田大学政経学部卒。翻訳家。

読者からの声

読者の声を入力してください。

書籍に関する感想、コメントはこちらから

メールアドレスは公開されませんのでご安心ください。また、* が付いている欄は必須項目となります。

内容に問題なければ、下記の「コメントを送信する」ボタンを押してください。

次回のコメントで使用するためにお名前、メールアドレスをブラウザに保存いたします

CAPTCHA