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ジャンル:

保育の理論・研究

あそびなかまの教育力

なかまとの葛藤や充実感の中で
成長の契機を見いだす

  • 発行日

    2001年11月

  • ISBN

    978-4-89464-053-5

  • 判型

    A5判

  • ページ数

    240ページ

  • 定価

    1980円(本体1800円+税)

内容

あそびや生活の中で味わう、なかまとの葛藤や充実感、達成感を存分に経験する中に、子どもたちの成長の契機を見い出す。子どもたちが自らの力で生活し、あそびきる力を育てることを見通しながら、その時、その場に応じて適切な指導のあり方を提示する。25年間の学童保育実践の中で確かめ合ってきた指導論!

目次

発刊にあたって
はじめに
第1章 「自由あそび」の指導のなかでたいせつにしたいこと
   1 あそびの指導をすすめるにあたって
   2 子どもにとってのあそびのおもしろさを大人の感覚でとらえない
   3 いろんなあそびと、みんなで遊ぶことのおもしろさを子どもたちのものに
   4 あそびの世界を豊かにしていく指導の二つの側面
第2章 やりたくてしかたのないあそびの世界と心待ちにする行事・とりくみを!
   1 あそびの世界の広がりとなかま関係の深まり
   2 指導の意図をしっかりとおさえて
第3章 自分たちの力で遊びきる力を育てる
   1 自分たちの力で遊びきる力を育てる
   2 あそびを工夫し、発展させる力を育ててきた子どもたち
   3 地域に豊かなあそび文化を育む青空児童館という視点
第4章 なかまのなかで育ち合う
   1 「第二の自我」をしっかりと育む
   2 心のなかにもう一人のしっかり者の自分を育む
解説 子どもとともに豊かなあそびの世界を創り出す学童保育の実践
   1 学童保育の指導員としての札内先生
   2 指導とは何か
   3 豊かなあそびの世界をどう生み出すか
   4 子どもたちの「自治の世界」と集団づくり
   5 実践を支え合い、専門職として育ちあう職場づくり
   6 学童保育の生活づくりと地域の子育てネットワークづくり
おわりに

著者の略歴

札内敏朗(ふだうちとしろう)
1956年兵庫県尼崎市に生まれる。現在、太子橋第二学童保育指導員(指導員歴26年目)。大阪市学童保育連絡協議会事務局次長。大阪保育研究所所員。

船越勝(ふなこしまさる)
和歌山大学助教授

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