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ジャンル:

子ども理解

人とのかかわりで「気になる」子

個別の対症療法ではなく、年齢
に即した自我の形成と保育実践

内容

「気になる」子どもたちの姿が目立ってきています。そうした問題をまずどう考えたら良いのかを明らかにし、個別の対症療法ではなく、年齢に即した自我の形成と保育実践がどうあればよいのかを実例とともに解説します。

目次

1 人とのかかわりで「気になる」子をどうみるか
   子どもたちの苦悩に保育実践はどう向き合っていけばいいのか
2 大人‐子ども関係を安定させる――人に「愛されること」の心地よさ
 (1) 孤立しがちなおかあさんを支えて――保育園大好きのCちゃんの笑顔がうれしくて
 (2) もう一回のキャンプ――大人への安心感・信頼感を育てる
 (3) 子どもに保育者が心をひらくことの大切さ――あせりや「させよう」とする気持ちは禁物
 【大人も手つなぎ①】――保育園と他機関との連携について
 【私はこんなふうにしています】――アンケートより 父母と共育て編
3 自我をぶつけあう・みとめあう――葛藤と共感をくぐる心地よさ
 (1) へりくつとおしゃべりの効用
 (2) 「なかまに入れて!」
 (3) 幼児期だからこそ赤裸々な感情体験を
 【私の保育日誌】――べえごま遊びで真剣勝負/私がS君から学んだこと
 【私はこんなふうにしています】――アンケートより 最近思うこと編
4 ドラマが心をひとつにする――ワクワク・ドキドキする心地よさ(
 (1) 「みそっかす」みずき君の脱皮――ふざけ仲間と集団あそび
 (2) もうひとりの自分と対決する――劇づくりの魔訶不思議
 (3) 「とんぼ組のザブー」が子どもたちを変えた――ザブーみたいな、すてきな自分になりたいな
 【大人も手つなぎ②】――就学を見通して保育園で大事にしてほしいこと

著者の略歴

雑誌『現代と保育』――1978年の創刊以来、保育を必要とするすべての子どもと保護者のために、社会の責任において適切な保育の場を保障させること。そこにおける保育の営みについて、すぐれた実践と諸科学の成果に依拠して、新しい保育の理論と実践論を追求すること。なにより、保育従事者の専門性の向上や成長する喜びに資するものでありたい、という3つが本誌の主たる方針。

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