人なる書房イラスト スプラッシュ時のワード

子どもたちにせめてもう1人保育士を

時代遅れの保育士配置基準をいますぐアップデートすべきこれだけの理由

保育士1人で1歳児6人・5歳
児30人、こんな基準変えよう

内容

保育士1人で1歳児6人、5歳児30人……。こんな時代遅れの保育士配置基準、もういい加減、変えてほしい。保育士たち、保護者たちが声をあげはじめました。現場の状況は? 人材や財源はどうする? 新聞記者7人が、保育をしばり続ける70年の「のろい」を一つひとつ解いていきます。

目次

はじめに
第1部 現行保育士配置基準下の子どもと保育士たち
  1 子どもたちにもう1人保育士を!
  2 やっぱり先生たちは大変だったんだ
  3 保育全体に悪影響をおよぼす低い配置基準
第2部 70年の呪縛を解く――いま、配置基準を引き上げることの意味
  1 保育士のがんばりに依存するのはもうやめよう
  2 世界のスタンダードは少人数保育
  3 小学校の少人数学級化の経験から見えること
  4 どこでどんな家庭に生まれても、必要な保育が行き届く制度へ
 寄稿 この本を手にとってくださったみなさまへ
    子どもたちにもう1人保育士を!実行委員会 呼びかけ人 平松知子

2023年3月末に出た「異次元の少子化対策たたき台」についてのポッドキャスト配信中!

著者の略歴

保育・子育て・教育・福祉などを担当する大手新聞社所属の現役記者。現場のリアルとともに、当事者の思い、背景の構造的問題にも光をあて、発信し続ける。

浦島千佳(うらしまちか)
朝日新聞名古屋報道センター記者

加藤沙波(かとうさなみ)
 毎日新聞中部報道センター記者毎日新聞

中井なつみ(なかいなつみ)
 朝日新聞東京本社くらし報道部記者

田渕紫織(たぶちしおり)
 朝日新聞子育て世代のページ「ハグスタ」編集長

奥野斐(おくのあや)
 東京新聞社会部記者

堀井恵里子(ほりいえりこ)
 毎日新聞東京本社くらし医療部デスク

伊藤舞虹(いとうまいこ)
 朝日新聞名古屋報道センター記者

読者からの声

5/1『保育通信』書評掲載!

近藤幹生さん(2023.01.29Facebook投稿から)
今月、出版されたばかりのタイムリーな本
「せめて子どもたちにもう1人保育士を」ひとなる書房、執筆は朝日、毎日、東京新聞の記者の方、保育現場の協力ー実行委員会があります。写真、マンガ、データ、研究者の発言も。保育分野以外の方に、特に広めたいです。

執筆者は、朝日新聞浦島記者、毎日新聞加藤記者、朝日新聞中井記者、朝日新聞田渕記者、東京新聞奥野記者、毎日新聞堀井記者、朝日新聞伊藤記者の7名の方です。協力は、「子どもたちにもう一人保育士を!実行委員会」です。
記者の方々は、保育問題を取材されてきたなかで、新聞社の垣根を越えて取り組まれました。実行委員会のメンバーとは、愛知県内の保育士、園長、保護者、労働組合の職員です。
第1部は、現行保育士配置基準以下の子どもと保育士たち。第2部は、70年の呪縛を解くーで構成されています。

内容紹介の続き。第1部1子どもたちにもう一人保育士を2やっぱり先生たちは大変だったんだ3保育全体に悪影響をおよぼす低い配置基準、第2部1保育士のがんばりに依存するのはもうやめよう2世界のスタンダードは少人数保育3小学校の少人数学級化の経験から見えること4どこでどんな家庭に生まれても、必要な保育が行き届く制度へ、寄稿ーこの本を手にとってくださったみなさまへー平松知子先生。
終わりにーぜひ読んでほしい3つの理由ー
1、保育の当事者ー保育士、園長、保護者ーの毎日からの提案。それは、すべての子どもの保育を受ける権利保障であることを、わかりやすく書いているから。
2、不適切な保育ーが問われていますが、そこを直視する研修を、本書も活用し大事に取り組んでほしい。保育の当事者こそ、保育が置かれた位置を深く広く学べるから。
3、保育分野以外の方々に、わかりやすく書かれています。マンガがインパクトがある。写真も。そして、研究者のコメントが、より深く問題を明らかにしているから。私も、少しだけ、考えを述べました。70ページ。
執筆された7名の記者、実行委員会、研究者の方々に、感謝します。多くの方々に広めたいと思います。

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