発行日
2017年6月
新ISBN
978-4-89464-245-4
版型
A5判
ページ数
144ページ
定価
1430円(本体1300円+税)
改定のポイントと、現場の声をまとめた“ディスカッションページ”に続き、さまざまな角度から、新要領・指針の課題や疑問点も率直に指摘しつつ、現場ではどんな実践をしていきたいかを提案。
1章 新要領・指針の全体像と改定の背景をつかむ
1節 「学びの主体」としての子どもの視点から新要領・指針を検討する
2節 小学校の学習指導要領との共通点から見えてくるもの
2章 新要領・指針をどう読み、どう実践するか ①
いま求められる子ども理解と保育づくり
1節 子どもの視点から「養護」を考える
2節 子どもも大人もかかわりながら「発達」する保育へ
3節 乳幼児期の豊かな「学び」をどう保障するか
3章 新要領・指針をどう読み、どう実践するか ②
保育の質を高める計画・評価と同僚性
1節 子どもの権利とプロセスを大切にする計画と評価
2節 あたたかい保育はあたたかい職員集団づくりから
3節 資質向上の主人公は保育者自身
──計画をこえる自由と豊かさを
4章 新要領・指針をどう読み、どう実践するか ③
すべての子どもの幸せをめざす新たなチャレンジ
1節 インクルーシブな保育実践をめざして
2節 子どもの命を守るために必要な視点と条件
3節 待機児童対策の最前線
──小規模保育での3歳未満児保育と新指針
4節 保育制度のフェンスを越えて
──保育者として環境の格差と向き合う
大宮勇雄
仙台大学教授、福島大学名誉教授。仙台大学教授、福島大学名誉教授。主な著書に、『子どもの心が見えてきた一学びの物語で保育は変わる』(共著、ひとなる書房、2011年)、「学びの物語の保育実践』(ひとなる書房、2010年)、『保育の質を高めるー_21世紀の保育観・保育条件・専門性』(同前、2006年)など。
読者の声を入力してください。