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書籍検索現代と保育83号
子どもの心と感情表現
内容
どの子もかけがえのない子ども時代を豊かに生きられるように
今、保育はなにができるだろうか
◎ 子ども・家族・地域・保育をめぐるリアルな実態から出発する視点
◎ 明日の保育が楽しみになる生き生きとした実践記録と最新の研究論文
◎ 立場や専門をこえて1つの問題をみんなで考える誌上「対話のひろば」
目次
特集 子どもの心と感情表現
もくじ
実践1 保育園で織りなす日々よ 人生の錦となぁれ
佐伯由佳 熊本・やまなみこども園
佐伯実践から考える 自分の気持ちに向き合う子どもを育てる
田代康子 保育研究者
実践2 安心して自分を表現できるってどういうこと?
和田亮介 愛知・けやきの木保育園
和田実践から考える 苦手意識の背景にある仲間関係
田中義和 桜花学園大学
論考1 東日本大震災と子どもの心
──ようやく「子ども」に立ち返った子どもたちに私たちができること
玉井邦夫 大正大学
論考2 理不尽なことを子どもたちはどう感じとるか
──民営化によって子どもたちに起こったことを考える
清水玲子 東洋大学
論考3 幸福感とは何か?
──子どもの喜びと充実感を保障する活動と環境
井上眞理子 お茶の水女子大学大学院
世界の保育・日本の保育
デンマーク(1)
デンマークの森の幼稚園をたずねて
──自然と子どものかかわり
古屋喜美代 神奈川大学
豊泉尚美 秋草学園短期大学
デンマーク(2)
森は何を学ばせてくれたのか
──3・11 その後の「森のようちえん」
柴田卓 キッツ森のようちえん
柴田千賀子 桜の聖母短期大
発達心理学的自由論(3)
受け身の美学──未熟な赤ちゃんにみる自由
川田学 北海道大学
実践研究(4)
保育を通じて子どもたちは何を「学ぶ」か
松本博雄 香川大学
みんなが気持ちいい保育園(14)
「知る」ということは喜びです
長谷川佳代子 熊谷市・NPO法人親子でつくる子育ての会わらしべの里
短期連載
ごっこ遊びをおもしろく豊かに――
現実世界との豊かなやりとりを土台に(5)
ごっこの中で代理物の具体性のもつ意味
河崎道夫 三重大学
連載
保育一元化への道――
戦後保育・幼児教育法制を誕生させた人々(4)
戦後幼稚園制度改革の起点
──日本教育会「幼児保育刷新方策(案)」と米国対日教育使節団報告書
加藤繁美 山梨大学
ずいそう
「我ら相寄り村を成し」
──「もう一つ」の大地震から復興に立ち向かう栄村
石井恵美子 元保育士
保育者にすすめたいとっておきの本23
『世界図絵』
金田利子 名古屋芸術大学
子どもとあそぶえほん(16)
絵本で楽しむ、なぞなぞあそび!
磯崎園子 絵本ナビ編集長
新・たまには映画でも(16)
大鹿村騒動記
中西新太郎 横浜市立大学
著者の略歴
雑誌『現代と保育』――1978年の創刊以来、保育を必要とするすべての子どもと保護者のために、社会の責任において適切な保育の場を保障させること。そこにおける保育の営みについて、すぐれた実践と諸科学の成果に依拠して、新しい保育の理論と実践論を追求すること。なにより、保育従事者の専門性の向上や成長する喜びに資するものでありたい、という3つが本誌の主たる方針。
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