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保育の理論・研究

資料でわかる認知発達心理学入門

著・編: 加藤義信

認知発達心理学研究の
最新の成果をやさしく解説

内容

認知発達心理学研究と実践現場から得られた最新の知見をもとに、子どもという存在がどのような世界を生きているのか、どんなふうに世界とかかわりながら発達していくのかを、豊富な資料を交えてやさしく解説。

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目次

はじめに
第Ⅰ部 表象世界の始まり
 第1章●乳幼児の知覚世界
    1 赤ちゃんの知覚的能力
    2 カテゴリ形成
 第2章●コミュニケーション能力の発達
    1 赤ちゃんの認識世界
    2 共同注意が子どもの世界を広げる
    3 共同注意によって失われる世界・拓かれる世界
 第3章●乳児の意図理解の発達
    1 意図の重要性とその発達
    2 乳児の意図理解研究の先にあるもの:乳児は果たして有能なのか?
    3 意図理解の発達が生み出す新たなコミュニケーション
 第4章●シンボル機能の発生と発達―世界の二重化のはじまり―
    1 二重化した世界に生きる私たち
    2 象徴機能の発生
 第5章●「自己イメージの起源」
    1 鏡映像自己認知研究のはじまり
    2 鏡映像以外の自己認知研究
    3 自己認知の成立
第Ⅱ部 表象世界の広がり
 第6章●心の理解の発達-子どもに心の世界が開けるとき-
    1 「心の理論」とは
    2 心を理解することによって開かれる世界
    3 心の理解の成立以前の世界
    4 心の理解が可能になっていくプロセス
 第7章●子どもの素朴理論の発達
    1 素朴理論とは
    2 素朴生物学
    3 素朴理論と科学理論を教育の中でどう扱うか
 第8章●時間概念の発達
    1 時間概念とは?
    2 時間構造の発達
    3 認知的処理における時間構造の利用
 第9章●数概念の発達
    1 数概念って何?:数概念の理論
    2 数概念の発達と乳幼児教育
第Ⅲ部 外的表象の理解とその使用
 第10章●子どもとテレビ
    1 私たちにとってのテレビ
    2 子どもの生活とテレビ
    3 子どもはどのようにテレビを見ているのだろうか
    4 子どもにテレビをどう見せるか
 第11章●子どもは文字をどのように自分のものとするか
    1 「文字を読み書きできる」ということ
    2 文字習得のプロセス:「読み」を例に
    3 幼児期の文字習得を支えるために
 第12章●子どもの絵の発達
    1 子どもの絵の不思議
    2 子どもの絵の発達過程
    3 描画過程から子どもの絵のおもしろさを探る
    4 子どもの絵の楽しみ方
第Ⅳ部 障害をもつ子の世界
 第13章●自閉症児の心の世界
    1 自閉症児の発達を支えるために知っておきたいこと
    2 コミュニケーション援助のための手立て
 第14章●発達障害の子どもたちの認知発達と援助
    1 発達障害のある子どもたちの認知発達
    2 ADHD(注意欠陥多動性障害)
    3 高機能自閉症・アスペルガー症候群
    4 LD(学習障害)
    5 発達障害の子どもたちの認知発達と支援

著者の略歴

加藤義信(かとうよしのぶ)
愛知県立大学 名誉教授

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