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書籍検索このままでは働き続けることがつらい保育の仲間たちへ
保育者が見つめたこの10年、保育者が願うこの先の10年
私たちは、ゆとりのある
あったかい保育がしたい
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2022年6月
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978-4-89464-285-0
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四六判
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208ページ
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1540円(本体1400円+税)
内容
私たちはなぜこうも疲れているのだろう。この10年、保育者を追いつめてきたものの正体と、それでも現場に立つ原動力であり続ける子どものすごさを、全世代の保育者へのリスペクトをこめて発信した「ちいさいなかま」の人気連載が一冊にまとまりました。巻末には、この先の10年、保育者の願いを社会に広げ、実現していく糸口を探る鼎談も新たに収録。大人たち、子どもたち、全国のみんなに贈る「がんばっているね、私たち」という心からの共感のエール。
目次
Ⅰ 子どもの笑顔を守りたい
Ⅱ 安心して働ける職場づくり
Ⅲ 親として、働くおとなとして
Ⅳ 制度を変えるのは私たち
鼎談 川田学×平松知子×藤原辰史
給食室カウンターの冒険
~パンデミックの二年、現場で起きたことから考えるこれからの社会と保育
著者の略歴
平松知子(ひらまつ ともこ)
1961年浜松市生まれ。家族の営む織物工場の片隅を遊び場に育つ。浜松市にある民間保育園、名古屋市にある社会福祉法人熱田福祉会のぎく保育園をへて、2007年より同法人けやきの木保育園園長、2022年3月退職。現在、同法人理事長。著書に『発達する保育園 子ども編』『発達する保育園 大人編』(いずれもひとなる書房、2012年)、『保育と憲法』(共著、大月書店、2017年)など。