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保育の読み物

ゆかいな ゆかいな 仲間たちと

保育運動と共に歩んだあそび研究者

  • 発行日

    2023年6月

  • ISBN

    -

  • 判型

    B5判

  • ページ数

    160ページ

  • 定価

    頒価1500円

内容

 2022年7月1日に加用文男さんが70歳で突然旅立たれました。加用さんとかかわりをもっておられた方それぞれが、その事実を静かに受けとめながら、日々を過ごしてこられたことと思います。
 2023年3月21日には京都にて「加用文男さんのあそび論を語る会」を開き、加用さんの遺してくれたもの、その人となりを語り合い、参加者が互いの思いを交わしました

本書についてはこちらからお問い合わせください。

目次

巻頭口絵
はじめに
○加用文男略歴
○がんばって生きたね――文男くんから聞いた幾つかのこと
○加用さんを語る――

伊藤良子/ 岩上照司/ 河﨑道夫/ 佐々木真理/ 田代康子/ 田中義和/ 都筑 学/ 前田 明/ 村野井 均/ 大塚恵美子/ 大槻千秋/ 荻野美佐子/ 亀谷和史/ 佐藤 学/ 田丸尚美/ 藤崎(松尾)春代/ 古屋喜美代/ 堀尾輝久/ 古賀松香/ 澤木みちか/ 外薗知子/ 舘 美香/ 丸田純子/ 丸山啓史/ 三宅英典/ 安達敏春/ 市川佐規恵/ 射場博己/ 射場美惠子/ 王野宮子/ 岡本憲明/ 小澤(西田)悠里/ 門田 慧/ 小泉昭男/ 竹内 圭/ 富岡清子/ 中村 隆/ 見神 守/ 宮田隆子/ 荒木穂積/ 井上洋平/ 太田令子/ 加藤聡一/ 加藤義信/ 金田利子/ 上山眞知子/ 川田 学/ 神田直子/ 木下孝司/ 木村美奈子/ 近藤龍彰/ 齊藤政子/ 清水民子/ 白井利明/ 滝口圭子/ 寺川志奈子/ 富田昌平/ 内藤綾子/ 西川由紀子/ 松田千都/ 松本博雄・常田美穂/ 吉田真理子/ 若林紀乃/ 大宮勇雄/ 垣内国光/ 加藤繁美/ 近藤幹生/ 塩崎美穂/ 宍戸健夫/ 清水玲子/ 田中浩司/ 勅使千鶴/ 二宮厚美/ 宮里六郎/ 山崎 茂/ 渡邉保博/ 石川幸枝/ 岩附啓子/ 岡村由紀子/ 菊池一英/ 高本 恵/ 桜井ひろ子/ 髙橋光幸/ 田中康次郎/ 冨沢美保/ 豊田千恵/ 札内敏朗/ 堀内 眸/ 三浦和恵/ 矢吹秀徳/ 山下あけみ/ 渡邊暢子/ 伊集院郁夫/ 鈴木孝子/ 名古屋研一/ 吉田 茂(敬称略・掲載順)

○「加用文男さんのあそび論を語る会」当日の様子
○加用文男未発表原稿
○加用文男著作・論文等リスト

著者の略歴

加用文男(かようふみお)
1951年、高知県生まれ。東京教育大学心理学科卒。東京大学大学院教育学研究科博士課程単位取得退学。 「子どもの遊びと発達』(共著、ひとなる書房、1983年)、『子ども心と秋の空』ひとなる書房、1990年「遊びの発達心理学』(共著、萌文社、1991年)、『忍者に出会った子どもたち一遊びの中間形態論一』(ミネルヴァ書房、1994年)、『不思議現象一子どものこころと教育一』(共著、北大路書房、1997年)、「遊びという謎』(共著、ミネルヴァ書房、1998年)、「これが、ボクらの新・子どもの遊び論だ』(童心社、2001年)、「光る泥だんご』(DVD&本) (ひとなる書房、2001年)、『子どもの心的世界のゆらぎと発達』(共著、ミネルヴァ書房、2011年)、「遊びの保育発達学』(共者、川島書店、2014年)

加用文男さんのあそび論を語る会 世話人会(かようふみおさんのあそびろんをかたるかいせわにんかい)
大槻千秋・河崎道夫・木下孝司・竹内 圭・田中義和・田丸尚美・名古屋研一・西川由紀子・服部敬子・平沼博将

読者からの声

世界で一冊のあたたかなあたたかな本、ありがとうございました。


加用さんが、全国的に拡げるきっかけを作った「どろだんご」。いま、困難を抱えている、子どもたちに拡げています。加用さんが、日頃実践していた「あそびの力」は大いに発揮されていますよ。


加用さんと関わった様々な人の文を読みながら、加用さんの人生を少しだけ垣間見ることができたように思います。その方々が、いろいろな表現で加用さんを語っているのもおもしろかったです。


これまでの研究仲間からのコメントも面白かったですが、未発表の加用さんの幼少期からの自伝に関する箇所も非常に面白く、加用さんの人間的魅力が理解できました。


ありがとうございます!! ゆっくりゆっくり大切に、よんでいます。


本当に幅広い方がたの輪の中の存在だったのだとあらためて思います。


同世代のものにとっては去りし日をなつかしく思い出したり、これまでを振り返って自分はどうだったかなと反省させられたり、またとないアルバムのようでした。


きれいで、立派な本、ありがとうございました。


こんなにもたくさんの方が偲ばれて…の追悼のご本、お人柄を感じます。


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