“幼保一元”と過疎の村の選択
発行日
2008年1月
新ISBN
978-4-89464-112-9
版型
B5判
ページ数
100ページ
定価
1540円(本体1400円+税)
今、大きな注目をあび、全国からの視察者が絶えない新しいタイプの幼保一元型施設、福島県鮫川村の「さめがわこどもセンター」。「村の子どもたちの育ちは私たちが守る」――過疎と財政難、数々の困難を逆手に、地域から「あて」にされ、頼りにされる保育を求め立ち上がった保育者たちの記録。
Ⅰ 認定こども園とさめがわこどもセンター
①認定こども園とは/②政策決定の主体者は誰か/③保育内容は誰が責任を持つのか④幼保一体化で保育の質は高まるか/⑤職員配置基準を守れるか/⑥施設の最低基準を守れるか/⑦短時間保育と長時間保育の円滑な流れは作れるか/⑧子育て支援センターだけでない子育て支援/⑨認定こども園とさめがわこどもセンターの違い/⑩過疎の村で先進的な取り組みがなぜできたのか
Ⅱ さめがわこどもセンターの誕生
1)過疎の村の選択
2)こどもセンター設立に向けて
Ⅲ “幼保一元”の保育づくり
1)こどもセンターの保育プランづくり
2)こどもセンターの運営
①センターの概要/②センターの方針/③センターの運営/
④保護者会活動/⑤送迎問題/⑥給食/⑦子育て支援
3)一体化により何が変化したか
4)センターの今後の課題
5)保護者の声
6)スタッフの声
おわりに――さめがわから何を学ぶのか――
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