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ジャンル:

あそびの理論と実践

子どもの発達とあそびの指導

著・編: 勅使千鶴

発達の基礎学習、保育現場での
実践検討、カリキュラム作成に

  • 発行日

    1999年 7月

  • ISBN

    978-4-89464-031-3

  • 判型

    A5判

  • ページ数

    240ページ

  • 定価

    2200円(本体2000円+税)

内容

発達の基礎学習から保育現場での実践検討・カリキュラム作成にも活用できる定番テキスト。付録[あそびの種類とその発展過程]も好評。

目次

はじめに
序 保育におけるあそびの位置
  1 活動領域にみるあそびと他の活動との関係
  2 実践における他の活動とあそびとの関係
1 あそびの意義
 一 あそびの本質
  1 年齢に応じて楽しみ、おもしろさを追求する活動
  2 自主的、自発的に取り組む活動
  3 身体的諸力の発達をうながす
  4 知的諸能力を発達させる
  5 人と人とを結び、交友性や社会性を形成する
 二 あそびと遊び文化
  1 遊び文化と大人のかかわり
  2 遊び文化は大人と子ども同士をつなぐ媒介項
2 子どもの発達とあそびの発展過程
 一 園におけるあそびの展開過程の鳥観図――かくれんぼをてがかりに
  1 「いない いない ばあ」
  2 かくれあそび
  3 マテマテあそび
  4 追いかけあそび
  5 追いかけかくれあそび
  6 つもりのある追いかけあそび、つもりのある追いかけかくれあそび
  7 3歳児クラスにおけるかくれんぼの展開
  8 4歳児クラスのかくれんぼ――かくれんぼの成立
  9 5歳児クラスにおけるかくれんぼ――鬼と隠れる側との知恵くらべ
 二 いろいろなあそびの発展過程
  1 3歳未満児クラスのあそび
  2 3歳児クラス以上のあそび
3 あそびの指導
 一 保育実践における指導の意味
  1 指導をめぐる「混乱」
  2 「指導」を否定することの誤り
  3 啐啄同時
 二 あそびを指導することの意味
  1 「自由放任」であってはならない
  2 あそびのなかでの保育者の指導のしかた
 三 保育実践におけるあそびの指導――一般的な原則
  1 おもしろさを追求し、意欲、自主性、自発性が出せる指導
  2 あそびの内容を豊かにする指導
  3 技能、技術の指導
  4 個人への指導と集団への指導
4 あそびの展開の場面での指導のいくつかのこと
 一 テーマの選択
  1 おもしろければどのようなテーマでもよいか
  2 「悪いあそび」について
 二 あそびのなかでの話し合いの指導
  1 自分の気持ちをうまく出せない子の場合
  2 子ども自身が気づいていく指導
  3 劇あそびでの話し合いの指導
 三 あそびのなかでの保育者の位置と保育者の関わり方
  1 保育者が子どものあそびのリーダーになってあそびを進める場合
  2 あそびの一員に加わり、いる必要がなくなったらあそびの輪からぬけでる場合
  3 遊ぶのを見守り、必要なときに助言をする場合
  4 あそびを周辺で見守る場合
 四 ごっこあそびの指導
  1 あそびへの興味、関心や意欲をどのように子どもから引き出すか
  2 テーマの選択に自発性の保障を
  3 あそびの内容とその指導
  4 集団と個別への指導
  5 あそびの条件設定
 五 競争あそびの指導
  1 「競争」をどうとらえるか
  2 具体的な留意点
まとめにかえて
  1 あそびをめぐる世界の動向
  2 あそびをめぐる日本の動向
おわりに

著者の略歴

勅使千鶴…名古屋市出身。名古屋大学大学院教育学研究科修士課程修了。日本福祉大学教授。

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