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ジャンル:

保育の理論・研究

ヴィゴツキーとルビンシュテーイン

思考の文化 - 歴史的理論批判

思考の文化
歴史的理論批判

  • 発行日

    1986年11月

  • ISBN

    978-4-938536-19-0

  • 判型

    四六判上製

  • ページ数

    192ページ

  • 定価

    2200円(本体2000+税)

内容

「本書は、アンドレイ・ヴラジーミロヴィチ・ブルシュリーンスキー著『思考の文化――歴史的理論』(原題、1968年)の翻訳である。その内容はいわゆるヴィゴーツキーの『文化―歴史的理論』の解説ではなく、批判的な検討である。……本書でなされているブルシュリーンスキーのヴィゴーツキー批判は多くの論点にわたり、多様な観点からおこなわれているが、それらに貫かれた一貫した観点は『内部的なものと外部的なもの』の関係をどのようにとらえるのか、ということにあるように思われる。すなわち、彼は、ヴィゴーツキーの理論においてはこの両者の関係が、結局のところ二元論をまぬがれていないという点でヴィゴーツキーを批判するのである。ブルシュリーンスキーのこの見地は、ヴィゴーツキー理論を構成する個々の重要な論点のすべてに貫かれていると見てよいと思われる。……」(「訳者あとがき」より)

目次
著者の略歴

中村和夫(なかむらかずお)
教育心理学者、京都橘大学教授。1971年東京大学教育学部教育心理学科卒業。1976年同大学院教育学研究科教育心理学専攻博士課程中退。愛媛大学教育学部助教授、1990年東京水産大学助教授、合併で東京海洋大学教授、神戸大学教授、2012年京都橘大学教授。1998年「ヴィゴーツキーの文化 - 歴史的理論の形成と展開」で東京都立大学 (1949-2011)博士(教育学)。専門は発達心理学、教育心理学。

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