


現代と保育42号
「できる」「できない」の見方をこえて
内容
どの子もかけがえのない子ども時代を豊かに生きられるように
今、保育はなにができるだろうか
◎ 子ども・家族・地域・保育をめぐるリアルな実態から出発する視点
◎ 明日の保育が楽しみになる生き生きとした実践記録と最新の研究論文
◎ 立場や専門をこえて1つの問題をみんなで考える誌上「対話のひろば」
目次
特集 「できる」「できない」の見方をこえて
巻頭インタビュー 青少年の問題から乳幼児期の課題を探る――精神保健相談活動からいえること 井上容子
評価からの解放 大人の「期待」にそう子どもの「がんばり」は何をもたらすか 西川由紀子
保育者だって評価から解放されたい! 清水玲子
自己肯定感を育てる 「満足するまで浸らせる」ことの大事さ――探索活動の姿から一歳児の世界を知 中井純子
わたしはわたしが好き!――一人ひとりが仲間のなかで輝くとき 尾崎三千代
自分が自分であるために――自己評価を義務づけた私の絵画指導 小村チエ子
「がんばれ」保育への問い――その歴史的回顧と展望 渡邉 保博
様々なおとなの存在が子どもを育てる――最近の話題の本から『天の瞳』『少年H』 河崎 道夫
幸福のものさし――青年期の葛藤にみる現代という時代 加藤 繁美
作ってあそぶうずきの保育 山の頂上からは今までとは違う新しい世界が見える 富岡 清子
科学あそびやってます② 自然から科学あそびへ科学あそびから自然へ 小野操子
特別論文 保育実践で明らかにする保育の構造とカリキュラム(下) 嶋さな江
今、保育者として⑳ 加藤洋子さん 聞き手 編集部
私の園の楽しいくふう 羊がくれたもの 荒川真理子
ちょっとした大論争⑭ 三歳児の不思議さに気づくまで一―男の子四人の仲間関係 粟野奈緒美
男性保育者ここにあり⑫ 男性保育者としてどう生きるか? 安彦 孝
ずいそう オーソペディ 只野敏雄
編集後記
著者の略歴
雑誌『現代と保育』――1978年の創刊以来、保育を必要とするすべての子どもと保護者のために、社会の責任において適切な保育の場を保障させること。そこにおける保育の営みについて、すぐれた実践と諸科学の成果に依拠して、新しい保育の理論と実践論を追求すること。なにより、保育従事者の専門性の向上や成長する喜びに資するものでありたい、という3つが本誌の主たる方針。
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