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ジャンル:

保育の読み物

こどもと暮らす

「自ら動きだす力」を育む保育

子どもたちに自然と文化
楽しくて手応えのある毎日を

  • 発行日

    2019年3月

  • ISBN

    978-4-89464-265-2

  • 判型

    A5判

  • ページ数

    168ページ

  • 定価

    1760円(本体1600円+税)

内容

自ら動きだす子どもを育てたいと願い、「自然とともに育つ」と「こどもに本物を」を合い言葉に40余年にわたって実践と研究を積み重ねてきた著者。本書に収録した4・5歳児クラスの実践記録からは、体と心を躍動させて育つ子どもたちの姿と保育者とのかかわり、環境・文化が果たす役割が浮かび上がってきます。勅使千鶴氏による解説つき。

目次

本書発刊に寄せて(ひかり保育園園長 伏見昭道)
はじめに
1 身体も心も思いっきり動かして育ちあうたんぽぽ組(4歳児クラス)
 たんぽぽ組の始まりの日/とにかく遊ぶ、遊ぶ、遊ぶ/生活が変わる―自分のことは自分で/お昼寝の魔法/春の散歩はうれしい/生き物が一つずつ仲間入りして/ドッジボールに夢中になる/イチゴ事件/ようじのこと/描くことは思いを語ること/コマに挑戦/うたのある暮らし
2 天狗と一緒にもっともっともっとと挑戦し続けるすみれ組(5歳児クラス)
 すみれ組になった喜びを胸に/たんぽぽ笛はおもしろい/ふれあい公園へ/グループ、当番、決まる/お泊まり保育に向かう/県民の森へ/市民プールに通う/がんばろう会に向かう/竹馬に乗る/しゅんと、がんばる/どこまで歩ける会/竹馬に夢中になる/自分たちで遊ぶものは自分たちで作る/卒園に向かう/天狗にもらった力はみんなの宝もの
3 「あたりまえの暮らし」が息づく保育を求めて
 「食べること」が楽しみに/伝承あそび/リズムは楽しい/描くこと・つくること
おわりに―保育に生きる

著者の略歴

藤田裕子(ふじたゆうこ)
保育者。乳幼児保育研究会会員。名古屋市の社会福祉法人名南子どもの家みよし保育園、同法人ほしざき保育園を経て、1986年より豊川市の社会福祉法人久昌会ひかり保育園に勤務、2019年3月に退職するまで46年間、実践と学びと研究を続ける。

勅使千鶴(てしちづ)
名古屋市出身。名古屋大学大学院教育学研究科修士課程修了。日本福祉大学教授。

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