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現代と保育87号

排泄から保育を考える

排泄から保育を考える

  • シリーズ

    現代と保育
  • 発行日

    2013年11月

  • ISBN

    978-4-89464-202-7

  • 判型

    A5判

  • ページ数

    176ページ

  • 定価

    1320円(本体1200円+税)

内容

どの子もかけがえのない子ども時代を豊かに生きられるように
今、保育はなにができるだろうか

◎ 子ども・家族・地域・保育をめぐるリアルな実態から出発する視点
◎ 明日の保育が楽しみになる生き生きとした実践記録と最新の研究論文
◎ 立場や専門をこえて1つの問題をみんなで考える誌上「対話のひろば」

目次

特集 排泄から保育を考える
もくじ

実践(1)
子どもが生活の力をつけていくということ
──うれしい・楽しい・気持ちいい
野村和美 岐阜・たんぽぽ保育園

実践(2)
幼児にとって「排泄の自立」とは
──幼児ならではの排泄のとらえ方に着目して
佐藤美智子 東京・公設民営保育園

実践(3)
「出る?」と聞くか「する?」と聞くか
──さまざまな保育観をもつ職員とともに
荒井千幸 公立保育園

小児科医の視点から
便秘の子どもとその親にしてあげたいこと
和田浩 健和会病院小児科

環境づくりの視点から
トイレという保育空間
──小さな工夫から大きな改修まで
高田桂子 とも企画設計

対話のひろば
私たちが考える「すべての子ども」のための保育制度 その3
誌上インタビュー
女性労働と家族の歴史的変動期に
ふさわしい制度と実践を
蓑輪明子 一橋大学

発達心理学的自由論(7)
再考・二歳児の形容詞
川田学 北海道大学

実践研究(8)
「仲間とともに考える」
五歳児保育をどうつくるか
松本博雄 香川大学

みんなが気持ちいい保育園(18)
仲よしなのに、なんで闘うの?
長谷川佳代子 熊谷市・NPO法人親子でつくる子育ての会わらしべの里
連載 ごっこ遊びをおもしろく豊かに――
現実世界との豊かなやりとりを土台(9)
想像世界(想い)と
対象世界の「融合」の多様さ
河崎道夫 高田短期大学

連載 保育一元化への道──
戦後保育・幼児教育法制を誕生させた人々(8)
制度一元化をめぐる文部省と
厚生省の攻防
加藤繁美 山梨大学

ずいそう
被災した卒園児たちの今
池川尚美 宮城県学童保育緊急支援プロジェクト

保育者にすすめたいとっておきの本27
『生命のきずな』
片野親義 元さいたま市岸町公民館長

子どもとあそぶえほん(20)
夢はオリンピック!?
磯崎園子 絵本ナビ編集長

新・たまには映画でも(20)
17歳のカルテ
中西新太郎 横浜市立大学

著者の略歴

雑誌『現代と保育』――1978年の創刊以来、保育を必要とするすべての子どもと保護者のために、社会の責任において適切な保育の場を保障させること。そこにおける保育の営みについて、すぐれた実践と諸科学の成果に依拠して、新しい保育の理論と実践論を追求すること。なにより、保育従事者の専門性の向上や成長する喜びに資するものでありたい、という3つが本誌の主たる方針。

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