本の検索
書籍検索子どもが育つ言葉かけ
聴きとる・つなげる・ふくらませる―口頭詩をもとにして
内容
子どもたちの何気ない「つぶやき」には、保育のヒントがたくさんつまっている! 小学校で長年「ユーモア詩」実践を積み重ねてきた著者が、保育者たちとともに「子どもの口頭詩」を研究。現場目線で事例を検討しあう中、子どもの言葉を聴きとる力をみがくメンバーたち。思わず笑ったり、心揺さぶられたりする事例とともに、明日の保育が楽しみになる実践的アドバイスを満載。
目次
はじめに
第1章 子どものことばを聴きとる
1 1~2歳児の発達とことば
2 3~4歳児の発達とことば
3 5~6歳児の発達とことば
第2章 子どものことばに働きかける
1 ことばかけの大切さ
2 コミュニケーションを楽しむ、ひろげる、深める働きかけ
3 ごっこ遊びを発展させる働きかけ
4 子どもたちが考えや概念を深めていくための働きかけ
第3章 子どものことばを通して親たちとつながる
1 連絡帳を活用してのクラス便り
2 「連絡帳+担任のコメント」を掲示
3 コメントの充実で親たちがつながりだす
4 ”お父さんの照れ笑い”から親の思いを読みとる
5 子どもを肯定的に受けとめる大人の役割
第4章 保育実践研究の積み重ねをどのように進めるか
1 日誌を通して、保育実践の質を変える
2 実践記録を樹状図に
3 樹状図をもとに考えた「子ども分析シート」
第5章 学童期を見通して――人間としてのコアの部分を育てる
1 お父さん・お母さんの口ぐせ調査
2 小学校に入って「あと伸びする子」
3 自己肯定感を育てる
4 人間としてのコアの部分を育てる
あとがき
著者の略歴
増田修治(ますだしゅうじ)
1958年、埼玉県川越市生まれ。朝霞市立小学校教諭を経て、白梅学園大学子ども学部子ども学科准教授、および埼玉大学非常勤講師。教員志望の学生たちに、教育という仕事のおもしろさと難しさを伝えている。小学校では「ユーモア詩」を中心に学級づくりを進め、その取り組みは朝日新聞やNHK等で紹介された。2003年にはテレビ朝日「徹子の部屋」に出演、スタジオが笑いに包まれた。また、若手教師の勉強会を毎月開催。
読者からの声
読者の声を入力してください。