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書籍検索あそびのちから
子どもとあそぶ保育者のしごと
内容
あそびの魅力と意味をだれよりも知っているのは保育者。時間・空間・仲間がますます貧しくなってしまった今だからこそ、保育という仕事への誇りと実践への勇気がわいてくる一冊。
目次
はじめに
第一章 遊び体験と根っこの感情の育ち――体験のありようの歴史的変化を見つめて
1 急速に失われる伝承遊び
2 遊びは生きることの実感と原体験を育む
3 根っこの感情を耕す
4 「こわい」思いをこえて
5 事にあたる体験
第二章 遊びのおもしろさと共感をひろげる
1 ともに生きて対立を楽しむ遊び体験
2 ごっこの真心――自我拡張の舞台は現実
3 生きものと暮らし、遊ぶ――折り合いの境界に立って
第三章 「自分らしさ」と遊び
1 我を忘れて遊ぶこと――夢中なとき、人は躍動する
2 遊びの中で育つもの――いま、子ども時代に必要なこと
3 時代・大人と子ども・遊びの意味――人類史的進歩と日本の現実
4 リアルなあこがれを遊びに
おわりに
著者の略歴
河崎道夫 (かわさきみちお)
1948年新潟県長岡市生まれ。東京教育大学大学院教育学研究科博士課程中退。北海道教育大学釧路校、三重大学を経て、現在、高田短期大学特任教授。発達心理学専攻。
主な共編著に、「子どものあそびと発達』「エルマーになった子どもたち』『ボクらはへなそうる探険隊』『シナリオのない保育』(いずれも、ひとなる書房)、「遊びの発達心理学』(萌文社)、『育ちあう乳幼児心理学』(有斐閣)、『子どもの発達と学童保育』(福村出版)、単著に『あそびのひみつ』『発達を見る目を豊かに』「あそびのちから』(いずれも、ひとなる書房)。
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