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内容
各地の保育園のくふう、大切にしたい点、すすめ方から地域の働きかけまで、実践例をもとにわかりやすく解説します。また失敗談も含めた「新米保母のつぶやき」コラムやベテランからのアドバイスも加え、Q&A方式で対応しています。
目次
序 自然な関係を大事にし、保育の裾野の生活を豊かに
1 子どもにとっての空間・時間・人とのかかわりの意味――異年齢保育、何を大切にどうすすめるか
子どもが生活空間を立体的に認識できるように
Q 異年齢保育を取り組むまえに、まず大切にしたいことはなんですか?
Q クラス分けはどうやっていますか?
Q 子どもたちは、自分の部屋を認識するのにとまどいはありませんか?
Q 部屋の担任はどうやって決めるんですか? ほか
子どもたち自身で「時間」を自分のものに
Q 「時間になったから設定保育にしよう」と思っても、子どもがまだ遊びたいと言うとき、とても悩みます
Q 子どもが自分で考え、行動できる力を育てるにはどうしたらいいのでしょう?
Q 夕方の保育が”おまけの保育”のように見られがちですが ほか
人と人とのかかわりをていねいに
Q 子どもたち一人ひとりが、園で自分を出しているかが気がかりなのですが
Q 異年齢保育で失敗したことなどありますか?
Q 当番活動をしていますが、子どもが継続してやれるようにするには、どうしたらいいでしょうか? ほか
おとなと子どもで創る生活の質を深める
Q 保育者として、子どもの何を大事にしていったらいいのでしょうか?
2 異年齢保育だからこそ見える年齢ごとの発達課題
出る! 出る! 自然な姿が!
コラム/新米保母のつぶやき
4歳児に刺激された2歳児のげんちゃん
子どもの世界は理不尽さいっぱい
3 長時間保育・夜間保育で見せる子どもの本音
いなかった子のことに思いをはせるまで
たくさんの失敗のなかから
4 異年齢保育でこんなくふう・あんなくふう
作って食べる楽しい保育
みんなで創ったおうちは魔法の力
地域ぐるみで楽しむお店やさんごっこ
「エルマーの冒険」の読み聞かせからひろがった保育
5 やっぱり保育者集団の質がきめ手
〈保育者同士のいい関係〉――一人ひとりの心を深く汲み取る
〈子どもの姿を伝え合う〉――自由自在に楽しめる柔軟な集団を
〈見すぎない・声をかけすぎない〉――みんながきょうだいのように
著者の略歴
雑誌『現代と保育』――1978年の創刊以来、保育を必要とするすべての子どもと保護者のために、社会の責任において適切な保育の場を保障させること。そこにおける保育の営みについて、すぐれた実践と諸科学の成果に依拠して、新しい保育の理論と実践論を追求すること。なにより、保育従事者の専門性の向上や成長する喜びに資するものでありたい、という3つが本誌の主たる方針。
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