保育者同士、こんなときどうする?
ちいさいなかま保育を深めるシリーズ
保育者同士の関係がぎくしゃ
くしたとき、どうする?
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シリーズ
ちいさいなかま社の本 -
発行日
2025年8月25日
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ISBN
978-4-89464-314-7
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判型
四六判
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ページ数
168ページ
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定価
1,980円(本体1.800円+税)
内容
「保育がうまくいかない」という悩みは、保育者同士の関係によることがあります。職員同士が話せない、意見が分かれてしまう、自信が持てなくなったとき、保育の迷路に陥ったときなど、立ち返りたいのが「子どもの側に立つ」保育です。子どもの側に立って考えることから、保育者同士の関係を解決する糸口を模索します。
前著『保育、こんなときどうする?』はこちら
目次
第1章 「子どもの側に立つ」って?
第2章 職場のみんなで保育をわかりあうって?
第3章 だれもひとりぼっちにならないために
目次全文
第1章 「子どもの側に立つ」って?
子どもが主人公の保育って?
評価を気にする子どもたち
「一件落着」について考える
「保育がうまくいかない」って、どういうこと?
保育園の行事、どう考える?
「自分の気持ちを言える子になってほしい」を考える
食事から見える子どもの気持ち
子どもががんばって食べるとき
子どものことをもっとわかりたいと思うのはどんなとき?
子どもが自分を「わかってくれた」と思うのはどんなとき?
話し合って子どもが決めるって?
保育園の三月から四月へ
第2章 職場のみんなで保育をわかりあうって?
職員同士の関係…この難問を考える
何を聞いてよいかわからない新人保育士と何がわからないのかわからないベテラン保育士
職員同士が話せないとき、子どもは?
保育で意見が分かれてしまうとき、あなたは?
おとな同士が一致できないとき、どうしてる?
「理想はそうかもしれないけれど、現実は…」をどう考える?
「失敗から学ぶ」って、どういうこと?
園長・主任って、何をする人?
年間の保育計画、どうしてる?
第3章 だれもひとりぼっちにならないために
保護者と保育者は「ともに子どもを育てる仲間」というけれど
「職員同士の話し合いが大事」っていうけれど
「子どもから学ぶ」って、どういうこと?
「子どもの話をする」って、どんなこと?
「どんな子どもに育ってほしい?」を考える
「子どもの権利を守る」って?
担任をどう決めていますか?
「保育園職場の民主主義」って?
著者の略歴
清水玲子(しみずれいこ)
1947年、埼玉県生まれ。元埼玉県立大学、東洋大学、帝京大学教授。保育実践研究会代表、さんこうほれん会員。著書に『保育、こんなときどうする?』(ちいさいなかま社)、『徹底して子どもの側に立つ保育』『育ちあう風景』(共に、ひとなる書房)、『うしろすがたが教えてくれた』『育つ風景』『ある晴れた日の園庭で』(共に、かもがわ出版)、『保育園の園内研修』(筒井書房)など。
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