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書籍検索続・保育に悩んだときに読む本
発達のドラマと実践の手だて
保育者へのやさしさ
あふれる応援メッセージ
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2013年3月
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978-4-89464-187-7
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A5判
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176ページ
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1760円(本体1600円+税)
内容
好評書『保育に悩んだときに読む本』の姉妹本。子どもが育ち、保育者が育つ源となる喜びや楽しさは、保育の中でどうつくり出していけるのか。保育者へのやさしさあふれる応援メッセージです。
既刊『保育に悩んだときに読む本』はこちらから。
目次
読者のみなさんへ──この本の成り立ちと構成
第1章 「子どもを喜ばせたい」からはじまる保育・子育て
1● 子どもの喜びや楽しさと親子関係
2● 喜びや楽しさの中から発達が生み出されていく
3● 子どもの暴力的な行動と喜びや楽しさの関係
第2章 「~を育てたい」をひとまず脇において──世界が広がる2歳児の喜びに共感する
1● おもしろさ・楽しさにこだわっていける勇気を
2● 「喜びが大きくなる」という視点で発達をとらえる
3● おもしろさに着目することで見えるもの
第3章 「甘えつつ自立する」を保障する──4歳児の「荒れ」の問題から
1● 気になる「4歳児」という年齢
2● 「小さなおとな」のこころのうち
3● 4歳児とおとなとの距離
4● 甘えが許されたときに自立への一歩が踏み出される
5● 4歳児の発達と「荒れ」
第4章 「自分をコントロールする力」はどう育つか──三、四、5歳児の発達と規範意識
1● 3歳児クラスのころ──その子に対する肯定的評価と行為の誤りを区別して伝える
2● 4歳児クラスのころ──人間関係における柔軟性の獲得を励ます
3● 5歳児クラスのころ──みんなで決めてみんなで納得できるように
4● 自分を信じてくれる人がいると知ること
第5章 保育者の力になるカンファレンス
1● カンファレンスとは、事実から学びを引き出すこと
2● 事実をみんなの力で掘り起こす
3● どこまでの事実を拾うのか
4● 複数の目で実践者自身が気づかなかった事実に光を当てる
5● 保育の力を自ら獲得していくことに貢献するカンファレンス
神田英雄先生に学んで 保育の中の喜びや楽しさをどう見出すか
新刊発行に寄せて
著者の略歴
神田英雄(かんだひでお)
1953年、埼玉県生まれ。桜花学園大学教授、発達心理学専攻。2010年3月逝去。
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