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書籍検索徹底して子どもの側に立つ保育
この子の今を大切に
どんな話し合いも
子どもの姿ぬきにははじめない
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2006年8月
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978-4-89464-098-6
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A5判
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264ページ
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2200円(本体2000円+税)
内容
どんな話し合いも子どもの姿ぬきにははじめない。保育園の子どもたちみんなを、職員みんなで育てよう。行きつ戻りつしながらも、懸命に生きる子どもたち一人ひとりの今を認め、徹底してその思いをかなえようとし続ける実践から見えてきたものとは。
目次
はじめに
Ⅰ 目の前の子どもの姿から保育を変えていく――5歳児クラスの二年間から学ぶ
1 一年間、年長組の保育を園内学習のテーマに
2 恒例の年長最後の行事をとりやめるまで
Ⅱ 実践しながら子どもの思いをつかみ手だてを見いだす――3歳児・2歳児クラスの子どもと保育者たち
1 子どもたちととことんあそび続けることで発見したこと
2 悩みつつ揺れつつ子どものことを語り続ける
Ⅲ わかってもらえたと子ども自身が思えるまで――子どもたちの五年間の育ちと保育を記録から読みとる
1 卒園する頃の子どもたち
2 1歳児クラスでしずかちゃんを気にする
3 2歳児クラス――のぼるくんと千賀子先生
4 3歳児クラス――まさきくん入園
5 4歳児クラス――友だちといっしょがうれしい
6 5歳児クラスになって
Ⅳ 小宮山先生が学んだこと、小宮山先生を通して学んだこと
1 はじめて担任したあさみちゃんとの格闘
2 なぜ、年長の子どものことで学習会するの? 私の保育に問題が?
3 「子どもたちのだす要求は平等にしっかり受け止めていけばいい」 ほか
Ⅴ 「子どもの側に立つことを徹底する」を深める
1 「子どもをわかろうとすることに徹する」とはどういうことか――観察者としてではなく、かかわるなかでわかろうとする実践者としての子ども理解
2 「子どもの側に立つことを徹底すること」と「どこまで子どもの要求を受けとめていいのか?」という問いかけの違いを考える
3 子どもをわかることから出発して、どこに向かうのか
4「徹底して子どもの側に立つ」保育を可能にする職場のあり方
あとがき
著者の略歴
清水玲子(しみずれいこ)
1947年、埼玉県に生まれる。現在、東洋ライフデザイン学部教授。乳児保育、保育原理などを担当。子ども二人は産休明けから共同保育所を出発点に、公立保育所、共同の学童保育で育つ。
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