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書籍検索保育が変わるとき
やさしさを基点として
内容
ひとつひとつの保育のいとなみを、徹底して子どもの立場から園ぐるみで見直しにとりくんだ貴重な実践記録。子どもたちへの愛情が、実践の科学に裏打ちされたとき、新しい保育観と方法論が切り開かれる。「異年齢保育」「環境作り」などにも、新保育指針を越えた取りくみを提示する。
目次
1 共に育ち合う保育園をめざして(はじめに親と子ありき;思いがけず主任保母、そして園長へ;ききょうの保育の特徴)
2 保育を見つめ合い、保育者が育ち合う(初心者マークの保育者集団;主任保母としての役割を自覚したときから;保育を変えた「食事」をめぐる話し合い)
3 子どもから出発する保育(ならし保育;異年齢〈たてわり〉保育)
4 子どもの育つ保育環境(生活しやすい環境づくり;遊びの環境を豊かにする)
5 “ききょうの保育”の今日的意義(“保育が変わる”ということ;保育の“やさしさ”ってなんですか;保育の問題として考えくふうする)
著者の略歴
諏訪きぬ(すわきぬ)
1940年兵庫県神戸市に生まれる。1966年名古屋大学大学院教育学研究科修士課程修了(教育学修士)。2010年明星大学教育学部教授(教育学科子ども臨床コース)。
鶴川桔梗保育園(つるかわききょうほいくえん)
東京都町田市にある保育園、現在は「ききょう保育園」に名称変更。親が安心して子どもを預けて働けるように、そのためには子どもたちが毎日元気で、いきいき生活できるように、と素朴な柱立てで保育をしています。保育園は家庭の延長線上にあるところと位置づけ、常に親と共に伝え合い、成長の喜びを共感し合い、協力し合って保育をしている。(HPから引用)
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