


現代と保育65号
0歳児の保育を考える
内容
"どの子もかけがえのない子ども時代を豊かに生きられるように
今、保育はなにができるだろうか
◎ 子ども・家族・地域・保育をめぐるリアルな実態から出発する視点
◎ 明日の保育が楽しみになる生き生きとした実践記録と最新の研究論文
◎ 立場や専門をこえて1つの問題をみんなで考える誌上「対話のひろば」"
目次
特集 0歳児の保育を考える
ミニレポート わたしにとっての0歳児保育
実践1 子どもも保育士も心地よく一日を過ごす クラス体制のあり方をめぐって 橘田美千代・佐藤有美子 中野区・あけぼの保育園
実践2 0歳児期全世帯への子育て支援 保育園による「あかちゃんのひろば」事業の展開 小林 奈央 武蔵野市こども家庭課子育て支援担当
実践3 親たちがほっとできる日々のかかわりを 産休明けの精一杯の子育てを支える 山崎 政子 帯広市・あじさい保育園
解説 実践報告を読んで 0歳児保育の今日的課題と実践の模索 保育を規定する大人同士の関係に着目して 鈴木佐喜子 白梅学園大学
特別論文 遊び、自意識、自己肯定感?(中) 加用 文男 京都教育大学
保育研究 「いっしょが楽しい」を育てる 七月~九月頃の友だち関係 神田 英雄 桜花学園大学
連載ルポ「両立支援」は誰のため?② 揺れる育児休業 萩原久美子
連載 口頭詩を通して子どもを丸ごととらえる③ ”子どもの発想“を知る あいまいな言葉がけで広がるイメージ 増田修治 朝霞市立朝霞第三小学校
実践 今日の保育ついつい立ち話② ときには子どもの壁になる 伊野緑 豊島区・西池袋第二保育園
リレーエッセイ 新たなスタートライン⑩ あたりまえの生活を送るために 久保雅子
リレーエッセイ わたしが保育士になって⑩ すべての子どもは願いを持っている 五郎丸文
地域と子育て 保育者のための調査論⑤ 調査と実践を貫く「聞く」営み 所沢市公立保育園の取り組み 吉葉研司 琉球大学
世界の保育 平等意識を育むデンマークの保育・子育て 子ども時代は子どもらしく 澤渡夏代ブラント
フォトエッセイ 〈保育という仕事⑩〉最終回 ヒロシマを平和を伝えあう 川内松男
ずいそう 日本と世界の子どもたちの架け橋に 佐藤好美
保育者にすすめたいとっておきの本⑤ 『LAST 〔ラスト〕』(講談社文庫) 茂木俊彦
赤ちゃんと遊ぶえ・ほ・ん⑧ 『おやすみなさい、ペネロペ』(岩崎書店) 磯崎園子
たまには映画でも⑧ 『旅するジーンズと16歳の夏』 平澤正美
著者の略歴
雑誌『現代と保育』――1978年の創刊以来、保育を必要とするすべての子どもと保護者のために、社会の責任において適切な保育の場を保障させること。そこにおける保育の営みについて、すぐれた実践と諸科学の成果に依拠して、新しい保育の理論と実践論を追求すること。なにより、保育従事者の専門性の向上や成長する喜びに資するものでありたい、という3つが本誌の主たる方針。
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