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海外の保育・教育

ニュージーランドの保育園で働いてみた

子ども主体・多文化共生・保育者のウェルビーイング体験記

著・編: 谷島直樹

2022年度日本保育学会
保育学文献賞受賞!

  • 発行日

    2022年1月

  • ISBN

    978-4-89464-284-3

  • 判型

    四六判

  • ページ数

    224ページ+巻頭カラー

  • 定価

    1870円(本体1700円+税)

内容

2022年度日本保育学会保育学文献賞受賞!
幼児教育先進国であるニュージーランド。子どもを「生まれながらに有能で、自ら学ぶ存在」ととらえ、子どもが主体的に学ぶ保育が行われています。
現役の保育者である著者がニュージーランドで学んだ、だれもが幸福でいられる保育、そして世界中から注目されている保育カリキュラム「テ・ファーリキ」について、自らの実践・体験から紹介します。

しんぶん赤旗での連載まとめはこちら!
電子書籍版はこちらから。

目次

はじめに ――僕がニュージーランドに来た理由

第1部 僕がみたニュージーランドの保育実践
 序章 「生涯を通しての学び手」を目指すニュージーランドの教育
 第1章 保育園の1日
 第2章 子どもは遊びから学ぶ プレイベースドカリキュラム
 コラム 保育者が子どもにかけるポジティブな言葉
 第3章 子どもの価値ある学びを可視化するとり組み
 第4章 アットホームな行事の数々
 第5章 地域と保育園 保育園にかかわる大人たち

第2部 テ・ファーリキ理解の旅
 第1章 初めて出会ったニュージーランドの保育実践への驚き
 第2章 クラス担任になって深まったテ・ファーリキ理解
 コラム 作成者の話からたどるテ・ファーリキの歩み
 第3章 アセスメントとプランニングは同時進行
 第4章 すべての子どもたちのためのカリキュラム

第3部 保育者が幸福を感じながら働ける環境作り
 第1章 保育者のウェルビーイングを守る権利と制度
 第2章 働きやすい職場の雰囲気作り
 第3章 保育者の専門性を高めあう
 コラム コロナ禍で体感したニュージーランドという1つのチーム

あとがき――みんな学びの旅の途中

著者の略歴

谷島直樹(やじま なおき)
日本で7年保育士をして2014年にニュージーランドへ渡航。オークランドの保育園で資格がなくても働けるリリーバー(補助の保育者)を約1年経験し、年長クラスの担任として3年勤務。2019年よりオークランドで小学校1年生を担任。2021年に幼稚園教員に転職。2023年4月から幼保連携型認定こども園おかだまのもり園長。日本にて聖学院大学児童学科卒業、聖徳大学大学院児童学研究科博士課程前期修了。修士(児童学)。保育士資格、専修幼稚園教諭免許取得。ニュージーランドにてオークランド工科大学大学院教育学研究科1年次終了。2017年にニュージーランドの教員免許取得。
主な著書に、電子書籍「海外でも日本の保育士は活躍できる!未来教育先進国ニュージーランドで働く30代男性保育士の日記」(2019、Amazon Kindle)。

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