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現代と保育90号

保育の場で「学び」を考える

保育の場で「学び」を考える

  • シリーズ

    現代と保育
  • 発行日

    2014年11月

  • ISBN

    978-4-89464-215-7

  • 判型

    A5判

  • ページ数

    176ページ

  • 定価

    1320円(本体1200円+税)

内容

どの子もかけがえのない子ども時代を豊かに生きられるように
今、保育はなにができるだろうか

◎ 子ども・家族・地域・保育をめぐるリアルな実態から出発する視点
◎ 明日の保育が楽しみになる生き生きとした実践記録と最新の研究論文
◎ 立場や専門をこえて1つの問題をみんなで考える誌上「対話のひろば」

目次

特集 保育の場で「学び」を考える
もくじ

座談会
「学び」は共通言語化できるか
 ──その困難と可能性を考える

(司会)川田学 北海道大学
佐藤寛子 お茶の水女子大学附属幼稚園
下田浩太郎 東京・ひらお保育園
髙田文子 白梅学園大学
森直人 筑波大学

座談会を終えて
「学び」を遠ざけることなく、しかしよく観察せよ
川田学 北海道大学

現場の模索──いま
大きくなるってこういうこと
──保護者と〝乳幼児期に大切にしたいこと〟を共有するために
中村真理 愛知・第一そだち保育園

現場の模索──歴史
1960年代の保育実践記録を読む
──保育における「学び」の模索
浅井幸子 東京大学

新連載 貧困と保育(1)
乳幼児期の貧困問題とは
小西祐馬 長崎大学

食にかかわる人がつづるわたしの食べ物語(2)
ワイワイガヤガヤ要町あさやけ子ども食堂のにぎやかな食卓
トミヤマ チハル 要町あさやけ子ども食堂元料理長

連載 発達心理学的自由論(10)
保育の環境とそのアレンジ
川田学 北海道大学

連載 実践研究(11)
二つの時間軸から保育を見直す
──自分と異なる相手とリスペクトし合える関係を育む保育
松本博雄 香川大学

連載 みんなが気持ちいい保育園21
真夏の鯉のぼり
長谷川佳代子 熊谷市・NPO法人親子でつくる子育ての会わらしべの里

連載 保育一元化への道――
戦後保育・幼児教育法制を誕生させた人々⑪
児童保護法案から児童福祉法案へ、そして児童局の設置へ
加藤繁美 山梨大学

ずいそう
親子で学ぶ憲法講座
安川誠二 新聞記者・編集者

保育者にすすめたいとっておきの本30
『知的複眼思考法』
木下孝司 神戸大学

子どもとあそぶえほん23
ウソってついちゃいけないの?
磯崎園子 絵本ナビ編集長

新・たまには映画でも23
海炭市叙景
中西新太郎 横浜市立大学名誉教授

著者の略歴

雑誌『現代と保育』――1978年の創刊以来、保育を必要とするすべての子どもと保護者のために、社会の責任において適切な保育の場を保障させること。そこにおける保育の営みについて、すぐれた実践と諸科学の成果に依拠して、新しい保育の理論と実践論を追求すること。なにより、保育従事者の専門性の向上や成長する喜びに資するものでありたい、という3つが本誌の主たる方針。

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