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書籍検索現代と保育88号
被災地の今とこれからの保育
内容
どの子もかけがえのない子ども時代を豊かに生きられるように
今、保育はなにができるだろうか
◎ 子ども・家族・地域・保育をめぐるリアルな実態から出発する視点
◎ 明日の保育が楽しみになる生き生きとした実践記録と最新の研究論文
◎ 立場や専門をこえて1つの問題をみんなで考える誌上「対話のひろば」
目次
特集 被災地の今とこれからの保育
もくじ
復興後の社会を担う子どもたちの今を支える
──震災後の保育から見えてくる課題
磯部裕子 宮城学院女子大学
福島の今と子どもたちの未来
──放射能災害に正面から立ち向かう
清水修二 福島大学
「当たり前」を切り下げない
──福島の親と保育者、そしてその友人が今思うこと
あの原っぱで遊びたい
大澤由記 福島・さくらみなみ保育園保護者
子どもたちの育ちをまん中に
鈴木直子 福島・さくら保育園保育士
いっしょに耳を澄ましてください
菊地知子 お茶の水女子大学
インタビュー
災害時の保育と保育者を支える制度の確立を
村山祐一 保育研究所
連載 発達心理学的自由論(8)
発達の節と出来事の節
川田学 北海道大学
連載 実践研究(9)
5歳児も小学生もわくわくする保幼小接続を目指して
松本博雄 香川大学
連載 みんなが気持ちいい保育園(19)
赤ちゃん塾、はじめました
長谷川佳代子 熊谷市・NPO法人親子でつくる子育ての会わらしべの里
実践交流
こっぷちゃんと遊んだ夏
──〝同じで違う〟小さな生き物と出会う四歳児
阿形佳苗 静岡・平島幼稚園
連載 ごっこ遊びをおもしろく豊かに──
現実世界との豊かなやりとりを土台(10)
「飼育活動」と遊び
河崎道夫 高田短期大学
連載 保育一元化への道──
戦後保育・幼児教育法制を誕生させた人々(9)
戦後保育・幼児教育制度改革の三つの構図
加藤繁美 山梨大学
ずいそう
あの日つづり うたつづり
阿部純 ケアマネージャー
保育者にすすめたいとっておきの本28
『哲学する〈父〉たちの語らい ダウン症・自閉症の〈娘〉との暮らし』
池田政子 山梨県立大学名誉教授
子どもとあそぶえほん21
いい子ばかりじゃいられない!
磯崎園子 絵本ナビ編集長
新・たまには映画でも21
あしたの私のつくり方
中西新太郎 横浜市立大学
著者の略歴
雑誌『現代と保育』――1978年の創刊以来、保育を必要とするすべての子どもと保護者のために、社会の責任において適切な保育の場を保障させること。そこにおける保育の営みについて、すぐれた実践と諸科学の成果に依拠して、新しい保育の理論と実践論を追求すること。なにより、保育従事者の専門性の向上や成長する喜びに資するものでありたい、という3つが本誌の主たる方針。
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