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現代と保育81号

障害児保育で今大切にしたいこと

障害児保育で今大切にしたいこと

  • シリーズ

    現代と保育
  • 発行日

    2011年11月

  • ISBN

    978-4-89464-169-3

  • 判型

    A5判

  • ページ数

    176ページ

  • 定価

    1320円(本体1200円+税)

内容

どの子もかけがえのない子ども時代を豊かに生きられるように
今、保育はなにができるだろうか

◎ 子ども・家族・地域・保育をめぐるリアルな実態から出発する視点
◎ 明日の保育が楽しみになる生き生きとした実践記録と最新の研究論文
◎ 立場や専門をこえて1つの問題をみんなで考える誌上「対話のひろば」

目次

特集 障害児保育で今大切にしたいこと
目次

巻頭論文
人生の根っこを育てる
――障害児の保育と保育所・幼稚園の役割
近藤直子 日本福祉大学

発達障害はどのようにして子ども虐待と結びついていくのか
玉井邦夫 大正大学

保育者に学び、保育者と協働する巡回相談
――保育支援としてのコンサルテーション
木原久美子 帝京大学

実践
新しい仲間とつくる障害児保育
――小集団保育のあゆみと今私たちが直面している悩み
阿加井京子 京都市・洛西保育園

対話のひろば…「新システム」をめぐる論議にかかわって
「すべての子ども」という保育制度の射程
塩崎美穂 尚絅大学

東日本大震災と保育の市場化
堤未果 ジャーナリスト

投稿 福島からの発信
今、ここ福島で生きる保育を学ぶ学生たち
宍戸良子 桜の聖母短期大学

新連載
発達心理学的自由論(1)
発達理解の発達のために
川田学 北海道大学
連載
実践研究(2)
保育にとって“自然”とは?
松本博雄 香川大学

連載
みんなが気持ちいい保育園(12)
子どもの心がわかるようになりたい
長谷川佳代子 熊谷市・NPO法人親子でつくる子育ての会わらしべの里

短期連載
ごっこ遊びをおもしろく豊かに――
現実世界との豊かなやりとりを土台に(3)
ごっこの多様性の根拠としての対象世界――自然・半自然・屋外・屋内
河崎道夫 三重大学

連載
保育一元化への道――
戦後保育・幼児教育法制を誕生させた人々(2)
児童保護から児童福祉への転換と戦後保育所
加藤繁美 山梨大学

ずいそう
「違っていいんだよ」じゃなく「違う」んです
森康行 映画監督

保育者にすすめたいとっておきの本21
『50点先生と27人の子どもたち』
田代康子 昭和音楽大学

子どもとあそぶえほん(14)
どうやったらおふろに入ってくれるの!?
磯崎園子 絵本ナビ編集長

新・たまには映画でも(14)
Aサインデイズ
中西新太郎 横浜市立大学 

著者の略歴

雑誌『現代と保育』――1978年の創刊以来、保育を必要とするすべての子どもと保護者のために、社会の責任において適切な保育の場を保障させること。そこにおける保育の営みについて、すぐれた実践と諸科学の成果に依拠して、新しい保育の理論と実践論を追求すること。なにより、保育従事者の専門性の向上や成長する喜びに資するものでありたい、という3つが本誌の主たる方針。

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