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書籍検索異年齢保育の実践と計画
内容
子どもが安心して自分らしさを発揮でき、お互いに、支えあい・育ちあう心地よい関係が満ちあふれる保育を求めて、広がる異年齢保育の取り組み。試行錯誤の経過も含めて紹介し、実践の理論化と計画化を提案。
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目次
はじめに
Ⅰ部 異年齢保育をすすめるにあたって
1章 異年齢保育ってなんだろう?
1 異年齢保育の形態
2 なぜいま異年齢保育か
3 今日の保育課題と異年齢保育
2章 異年齢保育の魅力
1 異年齢での生活とあそび
2 多様な人とのかかわり
3 自己肯定感を育てることを重視する保育観・保育目標
Ⅱ部 各地の異年齢保育の実践に学ぶ
3章 1歳児からの異年齢保育に取り組んで
1 「主活動は年齢別」から「異年齢での暮らし」に至るまで
2 共に育ちあう子どもたち
3 子どもたちに学びながら~新人保育士の手記
4章 異年齢でのごっこあそびの発展
1 3,4,5歳の異年齢保育に移行するまで
2 3~5歳の異年齢保育の試行錯誤
3 みんなが楽しめ絆を深めるお店屋さんごっこの取り組み
4 異年齢での話しあいを通してのお店屋さんごっこ
5章 未知の世界へはじめの一歩、親も子も~2歳児クラスから異年齢クラスへの移行を中心に~
1 3年間の異年齢を振り返って
2 2歳児クラスから異年齢クラスへの移行期について
3 保護者にとっての移行期
6章 心地よい関係の中で育ちあう――5歳児の自信と誇り
1 異年齢3年目の子どもたちと落ち着ける環境づくり
2 頼りにされ、慕われるうれしさ
3 グループでのかかわりを広げていくために
4 仲間のなかで認められて
7章 「離れたって仲間なんだ!」~小規模保育所における異年齢・交流保育~
1 交流保育
2 ライバルだけど仲間なんだ
3 たった一人の年長さん
4 大変だけど……やっぱり楽しい交流保育!
Ⅲ部 保育計画をつくる
8章 異年齢クラスの保育計画
1 保育課程と指導計画
2 異年齢の活動と同年齢の活動
3 年間の保育課程・指導計画を作成するにあたって
9章 年間を見通した取り組みと各年齢の姿
1 年齢別保育をしてくるなかで感じた困難さ
2 異年齢保育スタート
3 1期(4・5月) 「一緒だけど別!」の楽しい取り組みを大切に
4 2期(6・7・8月) お部屋の取り組みを基本に年齢を意識する
5 3期(9・10・11・12月) 異年齢の取り組みが充実しお部屋の団結が深まる
6 4期(1・2・3月) 年齢別活動が増えていく
おわりに
著者の略歴
林若子(はやしわかこ)
信州豊南短期大学
山本理絵(やまもとりえ)
愛知県立大学
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