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絵本をおもしろがる子どもの心理
内容
絵本をおもしろがる「心の動き」から子どもたちの驚くほどの豊かな感情体験をたどっていきます。子どもと絵本を読む楽しさ・大切さに気づかせてくれる一冊。
目次
はじめに
第1章 子どもにとっての絵本の魅力
第1節 絵本の醍醐味は読み聞かせでこそ
第2節 大好きなおとなと遊ぶとき
第3節 ストーリーの展開にともなって心が動くことがおもしろい
第4節 仲間といっしょに読むからおもしろい
第2章 ハラハラドキドキがおもしろい
第1節 「おおかみと七ひきのこやぎ」と3歳児クラス
第2節 「オオカミ!」は誰に言ったのか
第3節 画面構成とハラハラドキドキの関係
第4節 「残酷な結末」は必要
第3章 コワイコワイがおもしろい
第1節 こわくても、もう大きいから大丈夫
第2節 わたしはルルちゃんのようになりたくない
第3節 本当みたいだからコワイ
第4節 オバケなんかいるわけないからネ
第4章 シミジミするおもしろさ
第1節 本当もこんなだったら楽だろうな……
第2節 ぼくも、「すき、ときどき、きらい」だな……
第3節 「もしかしたら……」と考えて今を生きる
第5章 アリッコナイからおもしろい
第1節 長新太絵本の魅力
第2節 アリッコナイ世界を楽しめるのは知力の証明
第3節 「キャベツくん」大好きの5歳児クラス
第4節 夢? それともホント?
第6章 くり返しくり返し読むおもしろさ
第1節 あのハラハラドキドキよ、もう一度
第2節 長い間におもしろい中味が変わっていく
第7章 絵本の続きがおもしろい
第1節 絵本を思い出すとき
第2節 仲間の共通の文化になったとき
おわりに
著者の略歴
田代康子(たしろやすこ)
1947年東京都生まれ。東京教育大学大学院博士課程単位取得中退・教育心理学専攻。元昭和音楽大学教授。あそび研究会会員。好きなものは、海外児童文学・土いじり・子どもとふざけること。
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