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憧れとささえをはぐくむ保育
一人ひとりの子どもの「かけが
えのなさ」を大切にするには?
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1997年 6月
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978-4-89464-005-4
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A5判
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168ページ
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1650円(本体1500円+税)
内容
一人ひとりの「かけがえのなさ」を大切にする保育とは? 現場のゆかいな実践エピソードをたっぷり紹介しつつ提起する新発達論。
目次
1 発達を問い返す――『出会い』『かけがえのなさ』そして『遊び』
1 子どもが何かに出会うということ
2 出会いからその子らしさへ
3 その子のかけがえのなさということ
4 かけがえのなさを見つめることの可能な時代
5 憧れとささえを両輪に「自分」を育てる
6 なかまと個性そして遊び
2 発達を見る目を豊かに
1 たくさんの人の中で――憧れとささえをはぐくむ
2 続・たくさんの人の中で――憧れとささえをはぐくむ
3 続々・たくさんの人の中で――かけがえのない自分をつくる
4 かけがえのない個性を育てあえる集団を
5 続・かけがえのない個性を育てあえる集団を
6 事件から物語へ
7 続・事件から物語へ
8 道草して星を見る
9 心が動くこと
10 心が動くことと発達
3 楽しさ体験の発達的意味――「おもしろかったー」はそのとき限りか
1 楽しかった体験、事件のもつ意味は?
2 なんとなく”つらい社会”
3 ”へなそうる”に熱中した半年間
4 消えない「おもしろかったー」という思い
5 ”生きていく価値がある”と実感できる経験を
6 私の内部に根を張る”おもしろかったこと”
7 ”こどもが集まる場所”だからこそ!
8 遊び体験の教育的意味の追求
4 自然の多様性とリアルな自我の形成――子どもたちに不思議の王国・森をかえそう
1 生き物はユニークななかま
2 森から
3 森へ
5 子どもの遊びの変化と自我の空洞化
1 子どもの遊びの第二の変化
2 現実世界こそおもしろいことがいっぱい
3 自我の空洞化
あとがき
著者の略歴
河崎道夫 (かわさきみちお)
1948年新潟県長岡市生まれ。東京教育大学大学院教育学研究科博士課程中退。北海道教育大学釧路校、三重大学を経て、現在、高田短期大学特任教授。発達心理学専攻。
主な共編著に、「子どものあそびと発達』「エルマーになった子どもたち』『ボクらはへなそうる探険隊』『シナリオのない保育』(いずれも、ひとなる書房)、「遊びの発達心理学』(萌文社)、『育ちあう乳幼児心理学』(有斐閣)、『子どもの発達と学童保育』(福村出版)、単著に『あそびのひみつ』『発達を見る目を豊かに』「あそびのちから』(いずれも、ひとなる書房)。
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