


現代と保育62号
保育を支える記録と討議
内容
"どの子もかけがえのない子ども時代を豊かに生きられるように
今、保育はなにができるだろうか
◎ 子ども・家族・地域・保育をめぐるリアルな実態から出発する視点
◎ 明日の保育が楽しみになる生き生きとした実践記録と最新の研究論文
◎ 立場や専門をこえて1つの問題をみんなで考える誌上「対話のひろば」"
目次
特集 保育を支える記録と討議
論文 実践記録の今日的意義とそのあり方を考える
実践の記録を読むことで見えてくる書き方の問題
大泉溥 日本福祉大学
書き手も読み手もステップアップ
保育者一人ひとりの持ち味を生かす
射場美恵子 京都保育問題研究会
期や年度をこえて子どもをとらえる討議資料
みんなでみんなの子どもを育てる
菅原陽子(仮名) 東京都公立保育園園長
保育研究 判断主体としての育ちと四、五歳児の「難しい子」の問題
平松実践(本誌六十号掲載)を通して考える
神田 英雄 桜花学園大学
連載 「徹底して子どもの側にたつ」を深める1
S保育園の五歳児クラスの二年間から学ぶ
東洋大学 清水玲子
リレーエッセイ 新たなスタートライン⑦
立ち止まって見えてきたこと
田中次惠
リレーエッセイ わたしが保育士になって⑦
先に変わらなきゃならなかったのは私のほうだった
首藤亜佐紀
育児の階層性と子育て支援
川崎保育要求地域実態調査から
垣内 国光 明星大学
地域と子育て 保育者のための調査論③
「聞き取り」調査の醍醐味 岡山市職労保育園支部のとりくみに学ぶ
吉葉 研司 琉球大学
アメリカ公立小学校での生活を通して見えてくるもの(上)
子どもは対話し理解されることで自己を育てていく
古屋喜美代 神奈川大学
フォトエッセイ 〈保育という仕事⑦〉
地域の子育て支援事業は協同で
川内松男
ずいそう
JR西日本の列車脱線転覆事故におもう
高垣忠一郎
保育者にすすめたいとっておきの本②
『深呼吸の必要』(晶文社)
服部 敬子
赤ちゃんと遊ぶえ・ほ・ん⑤
やっぱり電車が好き!!『がたん ごとん がたん ごとん』(福音館書店)
磯崎園子
たまには映画でも⑤
『イブラヒムおじさんとコーランの花たち』
平澤正美
著者の略歴
雑誌『現代と保育』――1978年の創刊以来、保育を必要とするすべての子どもと保護者のために、社会の責任において適切な保育の場を保障させること。そこにおける保育の営みについて、すぐれた実践と諸科学の成果に依拠して、新しい保育の理論と実践論を追求すること。なにより、保育従事者の専門性の向上や成長する喜びに資するものでありたい、という3つが本誌の主たる方針。
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