


現代と保育40号
病みつつある子どもの心
内容
どの子もかけがえのない子ども時代を豊かに生きられるように
今、保育はなにができるだろうか
◎ 子ども・家族・地域・保育をめぐるリアルな実態から出発する視点
◎ 明日の保育が楽しみになる生き生きとした実践記録と最新の研究論文
◎ 立場や専門をこえて1つの問題をみんなで考える誌上「対話のひろば」
目次
特集 病みつつある子どもの心
巻頭対談
現代社会が抱える子どもの「心とからだ」の重要課題
玉橋征子vs上山真知子
現実を切り拓く実践
生活リズムは生活の基礎――どんなことにも対応できる力を
栗栖小枝子
涙の向こうに見えるもの
安心して思いのままにふるまえるまで
兼清 理恵
自分たちの体を知ろう
幼児の健康教育の実際
門脇世紀代
インタビュー
動物としての基本は「食べること」「寝ること」「楽しく暮らすこと」
末松隆子
論文
子どもの遊びの変化と自我の空洞化
河崎 道夫
おもしろトピック
動物の歯と歯を失くしてきた人間
並木美砂子
作ってあそぶうずきの保育
楽しかった「とみぞう小屋」での一泊保育
富岡 清子
特別論文
保育実践で明らかにする保育の構造とカリキュラム(上)
嶋 さな江
はるちゃんのワクドキごっこあそびPART3
3歳児のごっこ――いじめっ子はるちゃんとまおう編
高崎 温美
永遠の真実
加用文男
一枚の写真――写真で巡る保育の歩み
集い、学び、育ち合える子育ての日だまりに
引地末子
ちょっとした大論争⑬
「子ども心に寄りそう」ことって?
尾崎三千代
私の園の楽しいくふう
親子で楽しむ保育参観
すぎのこ保育園
パスカルさんちの子育て日記3
小学校とカーニバル
古賀リリ子
男性保育者ここにあり⑩
放浪の果てにやっと出会えた!
村田剛康
子育ての風景
子どもと子ども
自分たちでもっと面白く
並川恭子/中田ちえ子
編集後記
著者の略歴
雑誌『現代と保育』――1978年の創刊以来、保育を必要とするすべての子どもと保護者のために、社会の責任において適切な保育の場を保障させること。そこにおける保育の営みについて、すぐれた実践と諸科学の成果に依拠して、新しい保育の理論と実践論を追求すること。なにより、保育従事者の専門性の向上や成長する喜びに資するものでありたい、という3つが本誌の主たる方針。
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