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書籍検索子どもの育ちと環境
現場からの10の提言
子どもにとって多様な環境の
重要性が詰まっている
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2008年5月
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978-4-89464-115-0
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A5判
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256ページ
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2200円(本体2000円+税)
内容
子どもたちを取り巻く環境について考える大人たちが有機的につながれるように。保育者・研究者・建築家などによる、現場からの発信。≪園庭や園舎の再検討、野外保育、大人同士の関係、地域や制度との関係、メディア環境など≫
目次
第1章 総論
子どもと環境
――保育環境を総合化する試み 塩野谷 斉(日本福祉大学)
第2章 公立幼稚園での試み
運動場よりも園庭!
――築山「なかよし山」とその役割/木村歩美(元公立幼稚園)
第3章 過疎の地域と保育園
地域丸ごと保育環境
――原風景を胸に刻む保育/鍋田まゆ(黒肥地保育園)
第4章 野外中心の保育
毎日遠足、毎日探検
――くり返しの自然の中で育つもの/依田敬子(くじら雲)
第5章 保護者とともに
親参加の幼稚園
――育ち合い・支え合いで楽しく子育て/宮武大和(札幌トモエ幼稚園)
第6章 認可外保育施設から
いま保育が家庭にできること
――矛盾をつつみこむ家庭支援/溝口義朗(駅前保育室ウッディキッズ)
第7章 建築空間環境
元気な子どもを育む保育環境とは
――子どもの育ちをめぐる今日的課題をふまえて/井上 寿(環境デザイン研究所)
第8章 地域の遊び環境
ケガとお弁当はじぶんもち!
――プレーパークの試み/塩野谷 斉・清水優子(四街道プレーパークどんぐりの森)
第9章 メディア環境
子どもとテレビ・テレビゲーム――映像メディアの子どもへの影響と保育実践における可能性/塩野谷 斉
第10章 保育行政
人的環境としての保育者――保育士資格と研修のあり方を中心に/今井豊彦(日本保育協会)
終 章 課題
子どもが育つ環境づくりの課題と方向性
――自ら意味づけることができる環境の保障/汐見稔幸(白梅学園大学)
著者の略歴
塩野谷斉(しおのやひとし)
1963年仙台市生まれ。刷京大学教育学部教育学科、教育行政学科卒。同大学院教育学研究科修士課程修了、博士課程単位取得。鳥取大学地域学部准教授等を経て、2008年4月日本福祉大学子ども発達学部准教授。専門は保育学。
木村歩美(きむらあゆみ)
保育環境研究家。おおぞら教育研究所代表。NPO法人園庭・園外での野育を推進する会理事・事務局長。公立小学校・幼稚園教諭・保育専門学校講師などを経て、現在はフリー。園庭整備をはじめとする保育者の「やってみたい!」を応援する研究講師・コーディネーターとして全国の保育現場を飛び回っている。
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