人なる書房イラスト スプラッシュ時のワード

現代と保育41号

子どもにとっての体験の意味

子どもにとっての体験の意味

  • シリーズ

    現代と保育
  • 発行日

    1997年 3月

  • ISBN

    978-4-89464-003-0

  • 判型

    A5判並製

  • ページ数

    216

  • 定価

    1282円(本体1165円+税)

内容

どの子もかけがえのない子ども時代を豊かに生きられるように
今、保育はなにができるだろうか

◎ 子ども・家族・地域・保育をめぐるリアルな実態から出発する視点
◎ 明日の保育が楽しみになる生き生きとした実践記録と最新の研究論文
◎ 立場や専門をこえて1つの問題をみんなで考える誌上「対話のひろば」

目次

特集 子どもにとっての体験の意味

巻頭対談 生身の人間の面白さを知る
子どもに残る体験とは
汐見稔幸vs加用文男

私の体験論
論よりケンカーーケンカも成り立つ環境
谷地元雄一  

新しい自分との出会い
スリランカ・コタガラスクールでの体験
桜井ひろ子

論文 子どもの体験と発達
我が体験的発達論
渡辺弘純

乳幼児期に心に残る体験を みんなで山頂へ
角田山から保育園と交信
広井茂道  

四年目の同窓会
ほら穴探険が育んだ深いきずな
岩田真理  

自分たちで決めた劇
どの子もやりたいことがやれるように
近藤チエイ  

『~するべき』から『~したい』の世界への脱出
評価を受ける恐怖からの解放
長美穂子  

「いないいないばあ!」をあそぶ
楽しさや期待感こそ、体験づくりの始まり
上岡勢津  

科学あそびをやってます
小野操子

<インタビュー> ワクワクドキドキこそ科学
素材に触れさせる体験を
米村傳治郎  

ひみつ基地考
寺本潔  

「羊合宿」の実践を通して
教員養成大学における体験学習
笠間 浩幸

作ってあそぶうずきの保育
お父さんを巻き込んだコマ回し大会
富岡 清子

特別寄稿 「ねえ、見て!すばらしいね、おかあさん」
歩くことで世界を広げたSくん
上山真知子

特別論文
保育実装で明らかにする保育の構造とカリキュラム(中)
嶋さな江

ずいそう
人間の体に自然をとりもどす
子どもの『病気」からのメッセージ
原田知子/山下明

今、保育者として⑲
新地素子さん
聞き手 編集部

私の園の楽しいくふう
共育ちを願う私のクラス通信
齋藤恵

一枚の写真――写真で巡る保育の歩み
親と地域と共に歩んだ三十年
小幡正子

男性保育者ここにあり⑪
職名問題を考える
鬼丸功 

編集後記    

著者の略歴

雑誌『現代と保育』――1978年の創刊以来、保育を必要とするすべての子どもと保護者のために、社会の責任において適切な保育の場を保障させること。そこにおける保育の営みについて、すぐれた実践と諸科学の成果に依拠して、新しい保育の理論と実践論を追求すること。なにより、保育従事者の専門性の向上や成長する喜びに資するものでありたい、という3つが本誌の主たる方針。

読者からの声

読者の声を入力してください。

書籍に関する感想、コメントはこちらから

メールアドレスは公開されませんのでご安心ください。また、* が付いている欄は必須項目となります。

内容に問題なければ、下記の「コメントを送信する」ボタンを押してください。

次回のコメントで使用するためにお名前、メールアドレスをブラウザに保存いたします

CAPTCHA