◎年齢別シリーズ(子どもとつくる保育)

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0・1・2歳児巻 監修 加藤繁美・神田英雄
3・4・5歳児巻 監修 加藤繁美
各巻 B5判・192頁・定価(本体2200円+税)

明日子どもに会うのが楽しみになる!──シリーズの構成と特徴

第Ⅰ部 各歳児の発達と保育の課題

    子どもの視点から見た各年齢の発達の概要と実現したい保育内容

「できる・できない」ではなく「子どもの中にどんな喜びや希望が育っているのか」の視点から発達と保育の課題を提案。「やっぱり子どもってかわいい!」と、目の前の子どもを肯定的・多面的に理解する手がかりがつかめます。

第Ⅱ部 各歳児クラスの実践の展開

    子どもの「声」を起点につくっていった実践の展開事例とポイント

「子どもとつくる保育」の実際を、個と集団の育ちの両面から生きいきと再現。読めば読むほど、自分のクラスの子どもの姿も目に浮かんできて、私も「こんな実践やってみたい!」と、アイデアとやる気がふくらんできます。

第Ⅲ部 各歳児クラスの保育をどうつくるか(デザインする)

    クラスの保育を支える記録・話し合い・職員同士の連携などの工夫

記録と同僚性、対話をキーワードに、保育者集団の学び合い、育ち合う姿に注目。リアルな葛藤や試行錯誤から、「保育者になってよかった!」と思える瞬間と、実践の質を高め合うこれからの園づくりに向けてのヒントが見つかります。

●子どもの姿が目に浮かぶ実践事例や写真、記録のほか、生活づくり・造形活動・環境設定・おすすめ絵本など、現場目線のコラムも充実。

子どもも保育者も楽しい「子どもとつくる保育」に、ともに挑戦しましょう

 乳幼児は自分の言葉を聴き取られながら人間に育っていく存在です。もちろんここで言う言葉は、話し言葉に限定されたものではありません。たとえば話し言葉を持たない乳児は、泣き声・しぐさ・表情をフルに使いながら、自分の思いを表現します。そんな乳児期の思いも含めて、多様な形で表現する自分の言葉をていねいに聴き取られ、大切に扱われる経験を積み重ねながら、この社会を生きる主体として自分を育てていくのが乳幼児なのです。
 この子どもとつくる保育シリーズは、そうやって自分の声を聴き取られ、その声を正当に扱われる乳幼児の権利を、社会に参加・参画する子どもの権利と位置づけています。そしてそのうえで、子どもと保育者が協働して保育実践をつくりだしていく、新時代の保育者-子ども関係にもとづく実践創造の姿を、保育実践者と保育研究者の協働で年齢別に提案したのが、この子どもとつくる保育シリーズなのです。
 シリーズ名に冠した子どもとの「」の中には、園生活の共同構成者として子どもを尊重する、そんな私たちの思いが込められています。日本の保育が転換期を迎えている今こそ、本シリーズを起点に、子どもの権利条約時代にふさわしい保育実践創造運動が、自由で創造的な空気とともに、全国に広がっていくことを期待します。

監修者 加藤繁美

子どもとつくる0歳児保育

子どもとつくる0歳児保育

心も体も気持ちいい

加藤繁美・神田英雄 監修
松本博雄+第一そだち保育園 編著
ISBN978-4-89464-167-9
B5判192頁 定価(本体2200円+税)

日ごとに心と体が育ち仲間や文化に開かれていく0歳から1歳にかけての発達の道筋を丁寧に解説し、まだ言葉を話さない乳児と「対話」を重ね、一人ひとりにとって“気持ちいい”を目指す「子どもとつくる」保育の実際を、ライブ感あふれる実践記録とともに紹介。

おもな目次

第Ⅰ部 0・1歳児の発達と保育の課題

 第1章 目の前の「ヒト」「モノ」に気づくころ
 第2章 おとなとともに「魅力あふれる世界」をふくらませるころ
 第3章 友だちとともに「魅力あふれる世界」へ踏み出すころ
 第4章 0歳児クラスの保育実践で大切にしたいこと

第Ⅱ部 0歳児クラスの実践の展開

 第1章 「基本的・日常的生活活動」を支える
 第2章 「探索・探究する生活」を支える
 第3章 「文化に開かれた生活」を支える

第Ⅲ部 0歳児クラスの保育をどうつくるか

 第1章 私たちオリジナルの保育計画をつくる
 第2章 実践のふり返りから計画の見直し、そして再び実践へ
 第3章 対話でつくる0歳児保育

子どもとつくる1歳児保育

子どもとつくる1歳児保育

イッショ!がたのしい

加藤繁美・神田英雄/監修
服部敬子/編著
B5判・192頁・定価(本体2200円+税)
ISBN978-4-89464-201-0

「イッショ!」が大好き。でもくっつけばかみつきやひっかきも多発! 1歳児のクラスが、どの子も安心できる楽しい場所となるよう、時には環境設定や保育計画の大胆な変更も求められます。子どもとの関係づくりも、保育者同士の連携も、キーワードは「対話」。

おもな目次

第Ⅰ部 1・2歳児の発達と保育の課題

 第1章 「一」を描き「イッショ」でつながる1歳児
 第2章 1歳前半の子どもたちにひらかれてくる新しい世界
 第3章 「1歳なかばごろの発達の節」とは?
 第4章 2歳ごろから新しくひらかれてくる「あこがれ」の世界
 第5章 1歳児クラスの保育実践で大切にしたいこと

第Ⅱ部 1歳児クラスの実践の展開

 第1章 新しい生活文化との出会いを楽しくていねいに
 第2章 つもり・ごっこの世界でイッショ!がたのしい
 第3章 友だちのなかでぶつかり、つながり、立ち直る

第Ⅲ部 1歳児クラスの保育をどうつくるか

 第1章 1歳児クラスの保育計画が立ち上がるとき
 第2章 1歳児クラスの保育計画が動き出すとき
 第3章 記録と対話が保育を変える

子どもとつくる2歳児保育

子どもとつくる2歳児保育

思いがふくらみ響きあう

加藤繁美・神田英雄/監修
富田昌平/編著
B5判・192頁・定価(本体2200円+税)
ISBN978-4-89464-179-2

なんでもやりたがる2歳児、揺れ動く2歳児、ノリがよい2歳児……2歳児っておもしろい!イライラやトラブルも頻発するなかで、一人ひとりのあこがれの気持ちをふくらませ、自我と自我が響きあう保育をつくっていくポイントを、多彩な実践から探ります。

おもな目次

第Ⅰ部 2・3歳児の発達と保育の課題

 第1章 2歳児ってなに?
 第2章 2歳児の心と体の発達
 第3章 2歳児の発達を支える保育
 第4章 2歳児の保育実践で大切にしたいこと

第Ⅱ部 2歳児クラスの実践の展開

 第1章 どの子も安心できるクラスをつくる
 第2章 心満たされる文化と心揺さぶられる探索と
 第3章 仲間とともに育つ自我

第Ⅲ部 2歳児クラスの保育をどうつくるか

 第1章 一人ひとりの物語とクラスの物語が響きあう保育計画
      づくり
 第2章 書き続けることでわかること・変わること
 第3章 学び合い育ち合う保育者集団づくり

子どもとつくる3歳児保育

子どもとつくる3歳児保育

イッチョマエ!が誇らしい

加藤繁美/監修
塩崎美穂/編著
B5判・192頁・定価(本体2200円+税)
ISBN978-4-89464-231-7

毎日を新鮮に生きる「おもしろいことが大好き」な3歳児。一方で急に大きくなった集団に不安定になることも。安心の基盤を築きつつ、子どもたちとともに「おもしろいこと」をつくる。ていねいさとゆるさを合わせ持つ保育と職員関係づくりに引き込まれます。

おもな目次

第Ⅰ部 3歳児の発達と保育の課題

  1 うれしさと楽しさを身体にたくわえる子どもたち
  2 段差を越える子どもたち
  3 いくつもの時間を生きる子どもたち

第Ⅱ部 3歳児クラスの実践の展開
  1 子ども自身が新しさを発見する「探索・探究」を大切にする
    保育
  2 おとなが築いてきた「文化」を伝えつつ子どもとつくる保育
  3 おとなの支えのもとで子どもたちが「創造的」な時間をつく
    りだす保育

第Ⅲ部 3歳児クラスの保育をデザインする

  1 「保育はやっぱりおもしろい」をおとな同士が共有する
  2 「自分の保育」ができる意味
  3 大事なことについて考える保育者の“教養”

子どもとつくる4歳児保育

子どもとつくる4歳児保育

揺れる心をドラマにかえて

加藤繁美/監修
齋藤政子/編著
B5判・192頁・定価(本体2200円+税)
ISBN978-4-89464-232-4

立ち止まり、こだわり、揺れる4歳児。おとなからはもどかしく見えても、それはまわりのモノや人との間の関係に気づき、自分の力で論理をつくり出そうとしている大切な時間。「揺れ」の中の「思考」の営みに光をあて、4歳の素敵さと保育の課題を明らかにします。

おもな目次

第Ⅰ部 4歳児の発達と保育の課題

 第1章 意味をつくりだし、意味をつなげ合う子どもたち
 第2章 思考する4歳児の育ちを豊かに広げる保育とは
 第3章 たっぷり揺れて仲間と育つ保育をどうつくるか

第Ⅱ部 4歳児クラスの実践の展開

 第1章 子どもの声を聴くことからはじまる保育
 第2章 子ども同士のつながりをつくる話し合い
 第3章 子どもの試行錯誤につきあう保育
 第4章 課業とあそびのいい関係
 第5章 子どもとともにつくる保育の中で育つもの

第Ⅲ部 4歳児クラスの保育をデザインする

 第1章 今年の4歳児クラス、どうする?
 第2章 子どもとともに育つ保育者たち
 第3章 不思議心が花開く保育を目指して

子どもとつくる5歳児保育

子どもとつくる5歳児保育

本気と本気がつながって

加藤繁美/監修
山本理絵/編著
B5判・192頁・定価(本体2200円+税)
ISBN978-4-89464-233-1

本物志向で物事に取り組み、仲間と協同する力が育つ5歳児。プロジェクト活動や協同的活動が花開きます。気楽にはじまり、ワクワク展開、想定外のクライマックスに感動! きっかけや進め方は、あくまで目の前の子どもたち次第、というのがポイントです。

おもな目次

第Ⅰ部 5歳児の発達と保育の課題

 第1章 仲間とともに夢を描き、未来をつくりだす子どもたち
 第2章 「参画する主体」を育てる保育とは
 第3章 5歳児クラスで立ち上げるプロジェクト・協同的活動

第Ⅱ部 5歳児クラスの実践の展開

 第1章 子どもの心の動きに合わせて保育をつくる
 第2章 自分たちの生活を自分たちでつくる
 第3章 探険に目覚めた子どもたち

第Ⅲ部 5歳児クラスの保育をデザインする

 第1章 5歳児の仲間関係の育ちを子どもの側からとらえ直す
 第2章 5歳児のまなざしはどう深まり広がるのか
 第3章 保育者も安心して探険できる園文化を育む

* 本シリーズは、神田英雄・加藤繁美両氏の監修のもと、執筆を担当した研究者が、多くの実践者・研究者とともに、実践の場から学びながら、研究と議論を重ねる過程で生み出されてきましたが、シリーズ1冊目の『0歳児巻』完成を前に神田英雄氏が病に倒れ、他界されました。そのため、3~5歳の幼児各巻については、加藤繁美氏単独での監修のもと、神田氏の思いとそれまでの議論を引き継ぎ、新たな体制で執筆・編集されました。
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